元カレとの復縁が上手く進まないのには、必ずいくつかの理由があります。
その中でも見落としがちなのが、お互いの温度差です。
たとえば、スポーツ番組のサッカー特集を眺めていたとします。
サッカーが好きな人は当然興味を持って食いつき、そのうちテンションも上がってくるでしょう。
しかし、サッカーがあまり詳しくない人にとっては何が面白いのか分からず、見ていてもテンションがあがることはほとんどありませんよね。
むしろ、テンションが低い方からすれば、「何が面白いんだろう?」と、テンションの高い人の感覚に疑問すら持ってしまうかもしれません。
そんな二人がテレビ番組を見終わった後に会話をしても、テンションが違うので会話が盛り上がらないのは当然のこと。
そういった温度差の違いをを感じるような出来事がたったの1~2回であれば特に何とも思わないかもしれませんが、会うたび、連絡をするたびに頻繁に起きていたら、
「一緒にいても面白くないな」
と感じてしまうのではないでしょうか。
これと同じことがあなたとお相手の復縁に起きていたら・・・。
特にテンションが高い方は、相手のテンションが低いことや、自分とのテンションの差を相手が感じていることに気付きにくいものです。
今回は、こういった温度差の違いによるすれ違いを埋め、あなたがお相手と復縁するための方法についてご紹介していきますね。
目次
どうして元カレと温度差が生まれてしまうのか
もともと、関係が深くなればなるほど、男性と女性の気持ちの温度差は大きくなってしまうのです。
男性は、付き合い始めた頃が一番温度が高い状態にありますが、しばらくするとその熱も収まってきます。次第に愛情の量も落ち着く傾向にあると言われています。
一方女性は、付き合い始めはそうでないにしても、付き合っていくにつれてたくさんの愛情を欲しがるようになるのです。
つまり、気持ちの温度は付き合うごとに徐々に差が生まれていきます。
よく「釣った魚にえさはやらない」と言いますよね。
それはこの気持ちの温度差が生まれたことで「付き合い始めの頃はあんなに優しかったのに、いざ付き合ったらそっけなくなったように感じる」という気持ちからできた言葉なんです。
こうして、女性は男性の次第に冷めていくような気持ちの温度差に、焦りと不安が高まり、気持ちのズレが生じているのではないかという不安感に苛まれてしまいます。
そして、それはお付き合いをしてから別れるまでの期間限定ではありません。
どちらかがお相手に好意を持ち続けている限り、この男女の気持ちの温度差は生まれてしまいます。
この気持の温度差を埋めるためには、それそれがお互いの心理をしっかり理解して、受け入れられるようにならなくてはいけません。
これから、その具体的な差の埋め方、復縁方法についてご紹介していきますね。
温度が低い方のテンションに合わせてコミュニケーションを取る
基本的に、元カレとの気持ちに温度差があるときは、温度が低いほうのペースに合わせて向き合うようにしましょう。
特にあなたが振られた立場である場合は、恐らくあなたの方が元彼に対する温度が高く、元彼の気持ちの温度は低い状態です。
熱を上げている方は、
「付き合っている頃のようにまたデートしたい」
こんな風に考えていることでしょう。
しかしテンションが低い元彼にとって、熱を上げているあなたが望むようにすることはとても大きな負担となってしまいます。
温度が低いほうがムリにあなたに合わせると、ストレスからさらに距離を取ろうとしてしまう可能性もあるのです。
ですから、気持ちの温度の低いほうが望むペースでコミュニケーションを取るように意識しておきましょう。
温度が高い方からすれば、物足りなかったり、寂しかったりとそれはそれでストレスになってしまうと思います。
ですが、それを我慢しないと温度差のある元彼との復縁は叶いませんのでグッと我慢をして下さいね。
連絡での温度差を埋める
恐らく、ほとんどの方が元カレとの復縁活動で一番多くお相手とかかわることになるのが、
- LINE
- 電話
- メール
といった連絡だと思います。
お相手と関わりが増えるものだからこそ、元カレとの温度差を大きくしたり、お互いの気持ちに温度差があることを強調してしまわないように気をつけなければいけません。
連絡頻度、返信ペースについて
付き合っていたときにはお互いに頻繁に連絡を取り合っていたと思います。
でも、別れた今でも付き合っていたときと同じ感覚で連絡をしていれば、お相手との気持ちの温度差を表現してしまうことになりますので気をつけてくださいね。
まずは週1回の感覚で連絡するくらいで相手の様子を窺ってみましょう。
週1回の連絡で今ひとつ反応が悪かったり返事がこなかったのであれば、少し時間を置いてみる必要があるかもしれません。
返信の内容が何となく素っ気ないと感じたなら、あなたの送った内容が今の相手の気持ちにそぐわなかったり、返事に困る内容になってしまっている可能性もあります。
いずれにせよ、ペースや話題、送るタイミングを変えて何度か送ってみないと元カレの気持ちの温度をはかれないので、根気よく連絡を続けて行きましょうね。
そこで邪険にされたり、反応が悪くなることがなければ、次の段階に進みます。
しばらく週1で連絡をして反応をチェックしたら、少し連絡する頻度を増やしていきましょう。
また、復縁したい元カレから返事があれば、
こんな風に焦って返事をしてしまうこともあると思います。
ですが、ここであなたばかりが「返信を待ってました!」といわんばかりの早い返信をしてしまうと、お相手との気持ちの温度差を表現してしまうのです。
付き合っていた頃の感覚のまま時間を置くことの方が不自然だと考える人もいますが、ここは元彼が返事までに要した時間と同じだけの時間を置いてから返事をしましょう。
そうすると、あなたばかりが元カレの返信を期待しているかのような温度差を埋めることが出来ます。
あなたから返信をする時は相手からすぐに返ってきた場合のみにし、それ以外の返信ペースは相手が返事をくれたのと同じくらいの時間を空けて返すことで、同じテンポで話せる存在だと印象付けましょう。
冷却期間を置き、あなたも温度を下げる
どうしても元カレの気持ちの温度に合わせることが出来ない・・・というようであれば、思い切って一度自分の気持ちをリセットしてみることも大事です。
なぜなら、あなたの気持ちの温度を元彼に合わせられないということは、それだけ元カレのことが好きすぎている可能性があるからです。
ですので、ちょっと寂しいかもしれませんが、まずは一旦身を引き、客観的に今のあなた自身、お相手との関係性を見つめましょう。
そうすることで、
- なぜこの温度差がうまれたのか
- 元カレはどれくらいの温度なのか
- どうしたら自分の温度を下げられるのか
こういった部分が見えてくることもあります。
また、彼が好きすぎる気持ちが強いばかりにおかしな行動をとっていないかどうか、客観視してください。
一度冷静さを取り戻して、お互い自分の気持ちに向き合い、これから関係をどうするか考える時間を作る事が大切です。
こうして一人の時間を作れば、自分だけでなく元カレの気持ちを考えられる余裕もできるのではないでしょうか。
距離を置く事で関係が崩れてしまうのではないと不安に思うかもしれませんが、温度差のあるまま強引なアピールを続けるより、一度リセットして自分の気持ちと向き合う時間が必要ですよ。
一人の時間を充実させる
先ほども軽くお話しましたが、温度差を埋めるために一人の時間を大事に出来るようになりましょう。
自分の時間を大事に出来る人というのは自立していて依存的ではありませんし、いろんな人と交流していけば「人にはそれぞれ温度っていうものがあるんだな」と、人の価値観を受け入れられるようにもなりますよ。
また、仕事や趣味に没頭するのも気持ちを抑えるいい方法です。
いくら自分の時間を突くといっても、その一人の時間に何もしないでいるとどうしても元カレのことを思い出してしまうんじゃないでしょうか。
ですので、仕事や趣味に集中することで、相手のことを思い出す時間を少なくします。
こうして一人の時間に、キャリアアップや資格取得、ダイエットなどの自分磨きをするのもオススメです。
自分の温度、価値観を元彼に押し付けない
あなたと元カレとの温度差というのは、言ってしまえば物事に対する価値観の違いともいえます。
育ててくれた親が違うわけですし、価値観の違いがあって当然と思うことは分かりますよね。
では今度は、その違いを譲る必要はなく、ただ受け入れるようにしていきましょう。
たとえば、元カレとの間でこんなことはありませんでしたか?
「LINEに返事をしたのなら、話題が終わるまでちゃんとやり取りし続けるべきでしょ」
こんな風にあなたの感覚をお相手に求めるような気持ちは、元彼にあなたの温度を押し付けていることになります。
それでは、温度差を埋めるために必要な『温度の低い方に合わせる』ということができていませんよね。
どちらかというと、温度が高い方であるあなたにお相手の感覚を合わせようとさせているわけです。
ただ、「自分に合わせよう」とさえしなければ、お相手との温度差を表現してしまうことはありません。
むしろ、いろんな人の温度、感覚を受け入れられる懐の大きさを元カレにも実感させることが出来ますよ。
元カレがテンションを上げられることを見つける
たとえばメールや電話で連絡をつけるときは、彼が好きな話題を振ってあげましょう。
あなた自身が彼の好きなものを事前に調べておいたり、何かしら相手が喜ぶような情報を教えてあげて交流を深めると絆を強くすることができます。
内容はテレビの話題でも、元彼の趣味の話題でも、芸能人の話でも何でもOKです。
話がつながりやすいようなものを考えてみましょう。
付き合っているときはあまり連絡する時の話題をどうするかなんて考えたこともないかもしれません。
でも、別れてしまった後はこうして考えてからでないと連絡しにくくなってしまうのがネックですよね。
しかし、別れてしまった今だからこそこのテクニックを使う事が出来れば、今まで元彼が感じていたであろう気持ちの温度差を縮めていくことができます。
こうして元彼がテンションをあげられるような話題を提供すれば、自然にお互いの温度差も少なくなっていき、
と元彼に思ってもらえるきっかけになりますので、ぜひ試してみてください。
未練バレバレでアプローチしない
まだ元彼が復縁する気がないのに、
「復縁したいのに出来なくてちょっと悩んでいます!」
といったあなたの未練が伝わるような接し方をするのも、温度差を如実に表現してしまいます。
具体的に言うと、
- まだ復縁をしていないのにお相手に結婚を意識させるような話をする
- 元カレの気持ちを聞こうとする
- 自分の結婚願望をアピールしてしまう
- 元彼がそっけないと露骨に落ち込んでしまう
このような振る舞いですね。
こうして未練を伝えてしまうと、元カレはあなたとの気持ちの温度差を感じて距離を取ろうとしてしまいます。
ですので、
- 未練を感じ取らせない
- 友達のようなスタンスで接する
こういった、一歩引いた姿勢で元彼に接していきましょう。
お互いにとって心地いい温度になろう
恋愛は、相手にとって負担に感じるような温度になってしまってはアウトです。
ですから、今回ご紹介したようなテクニックで元カレとの温度差をなくし、元彼にとっても負担のない存在となって復縁を目指しましょう。