ネットやノウハウ本など、今は復縁の情報を手に入れようと思えば比較的簡単に手に入れられる時代になりました。
一昔前まではこうはいきませんでしたが、大分よりを戻す恋愛の形が市民権を得てきたという事ですね。
復縁を応援している身としてはとても嬉しい時代の変化です。
ただ、やはりそういう情報は個人個人に合わせたものではなく、基本的なセオリーや雛形に沿って解説しているものが大多数であると言わざるを得ません…。
特に、その中でよく目にするのが
というもの。
冷却期間とは、相手と接触しない時間を作って距離を置く事で、お互いの気持ちを落ち着けたり、険悪な状況を緩和したりする効果を持っています。
もちろんこれもよりを戻すテクニックの1つですし、場合によってはとても効果があるのですが、やり直したいなら誰でも必ずしばらく連絡しない期間を取らなくてはいけない、というものではありません。
むしろ反対に、すぐ行動したほうが上手くいくケースだって非常に多いです。
こうしてケースごとに対応が違ってくるのは、カップルごとに恋愛の形が千差万別である事を考えればすぐに分かると思いますが、やっぱりどの情報元も復縁したいならしばらく連絡しない期間を!と書いていれば
と思ってしまうのは無理ありません。
ご相談頂く方の中にも「しばらく連絡しない期間は取って当たり前」と思っている方が少なくないため、すぐに動いたほうがチャンスを掴めるとアドバイスすると、すごく驚かれたりする事もあるんです。
時には、世に溢れるセオリーが気になって、復縁のためすぐに起こすべきアクションを起こせなくなってしまうケースも…。
今回はそんな思い込みを無くしてもらうため、また冷却期間を取るべきか取らないべきか正しく判断する材料にしてもらうために、冷却期間をどのくらい我慢したら連絡が来たのか、そのタイミング5つをご紹介したいと思います!
期間の短い順から解説していくので、ご自分の状況と比べながら読んでみてくださいね。
目次
1週間:相手のほうが寂しくなった時
まず1週間我慢したら連絡が来た!というケースは、そもそも相手のほうがあなたを嫌っていた訳ではなかった、と言えます。
もちろん距離が開いたという事は何らかの衝突や喧嘩やすれ違いがあったはずですし、一時的に険悪になったり、分かり合えなくなってしまった実感はあったでしょう。
それはすごく寂しく辛いもの。
この心境にある時に「別れたほうが良いんじゃないかな」なんて言われようものなら、もう終わりなんだ…やり直せないんだ…と絶望的にもなってしまいますよね。
ただ、そういう言葉があったからと言って、必ずしも本気で相手が冷めてしまった訳ではない場合があります!
ぶつかったりすれ違っている時というのは、お互い相手を分かろうとする気持ちよりも、自分の気持ちを分かってほしいという欲求がずっと大きくなっている状態です。
自分を傷つけた事を思い知らせようとして、あなたがショックを受けると分かっている「別れ」を思わず切り出してしまう可能性も大いにあります。
相手が本気で別れようとしていれば、感情や勢いに任せず具体的に別れたい理由を話すものですし、もしくは分かり合う気がないので一切理由を言ってくれないか、上辺だけの理由を並べる事もあります。
間違っても売り言葉に買い言葉…なんて状況にならないよう、気をつけてくださいね!
1ヶ月:離れてあなたの存在の大きさに気付いた時
離れる覚悟をしっかり固めて別れを言ってきた相手。
そういう覚悟を感じる場合はきっと取り付く島がない状況でしょうし、大抵の場合泣く泣く受け入れるしかありません。
ただ、別れたいと思っている側の心理はある種の特別な状態にあり、それは
こういった心理状態なのです。
つまり、相手が別れという負担の大きなイベントを終えるまでは、どんなにこちらが魅力をアピールしようとしても気付いてもらえない事がほとんどです。
そこで、アピールする前に考えてみてください。
あなたにはお付き合い中、今更アピールしなくても充分過ぎるほど相手に尽くしたり、懸命に味方でいようとしたり、大切にしてきた思い出がありますか?
もしそれがあるなら、相手は別れというイベントを乗り越え冷静になった時に、あなたの存在の大きさを再確認してくれます。
このパターンから連絡をもらえるケースは、大体相手のほうから
「やっぱり自分には君が必要だ」
という連絡が1ヶ月程度で入ります。
半年:ふと綺麗な思い出が蘇った時
人の恋愛に関する記憶は、大体3ヶ月すると本格的に風化が始まり、残る記憶と消える記憶に分かれていきます。
また、記憶という明確な形ではなくイメージのみが残る部分も出てきます。
そうした時間を重ねて半年もすると、思い出は時間の波に洗われ、砂浜に落ちているガラス片のように角が取れて丸く綺麗なものに変わっていきます。
これは上記で解説したのと似ていますが、「付き合ったのは間違いじゃなかった」と思いたい心理からくる作用です。
そういう心理状態の時にふと思い出の場所を通ったり思い出のお店に行ったりすると、相手の中で綺麗な思い出が蘇り、
という気持ちが生まれて連絡に繋がる事があるのです。
1年:成長した姿を見たいと感じた時

連絡を取らずに1年経って相手のほうから交流再開してくれる場合というのは、かなりの疎遠さや気まずさを乗り越えてまで連絡したい!という思いがあるケースに限られます。
例えば元々別れる際、1年後には環境や状況が変わっている予定があったのであればそのタイミングで連絡してもらえる可能性は少し高まります。
これは就活を控えた学生の方や、転職活動をしていた場合などが挙げられます。
しかし、そうした大きな環境変化の予定がない中で
などと相手から言われていた場合は、十中八九連絡がないものと見て間違いありません。
これはその場の寂しさから思わず出てしまった約束で、そういう寂しさは時間が経つ事で癒えてしまったり、他によりどころを見つけて寂しく思わなくなったりする事が多いのです。
ただ、間接的な接点があるなら、そこからあなたの成長が伝わるように協力してもらい、
「そういう姿を見てみたいな」
と関心を引き出す事で相手からの連絡をもらえる可能性は作り出せます。
2年以上:結婚したくなった時
ここまで冷却期間を置いていると、間接的な接点などもない場合、ほとんど相手の現状を掴む事ができなくなってきます。
場合によっては遠くに引っ越していたり、他の異性と結婚していても不思議はない状況です。
それほどの時間を乗り越えて相手から連絡してくる状況は、例えばある程度年齢を重ねて結婚願望が出てきた時、
「結婚するなら自分を分かってくれている人が良い」
このような気持ちから過去の恋愛を振り返り、あなたに思い当たった場合が挙げられます。
付き合っていた頃よりも男女関係を長い目で考えるようになったり、将来も視野に入った時に
と思ってもらえれば、数年単位で交流が無くても連絡をもらえます。
冷却期間は放置する期間ではなく、関係を操作するための期間
こうして見ると相手から連絡があるタイミングによってかなりその心境に違いがあるのが分かると思います。
ただ、いずれにしても相手任せなのは否めません。
ただ相手からの連絡を待ち続けるのではなく、こちらから動けばもっともっとチャンスを作れます!
何より大切なのは、冷却期間によってどういう効果を狙い、期間が開けた後どういう関係に持っていくか、あらかじめビジョンを持っておく事。
あくまで最短距離で幸せを取り戻すための手順の1つだという事を忘れずに、戦略的に取り入れましょう!
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