一言で「恋人と別れた」と言っても、
- 自然消滅した
- いきなり振られた
- 他の誰かに恋人を取られた
など、カップルによって別れ方は様々ですよね。
復縁したいと考えていても、実は別れ方次第で努力をしてもなかなか報われなかったり、逆にちょっとした努力で簡単に復縁できたりと、その人の恋の行く末は変わってくるものなのです。
ご自身の復縁の可能性を全く把握せずにいるよりも、せめて「自分のケースでは可能性は高いのかどうか」というのが分かっていると、何となく気分も楽になりますよね。
そこで今回は、そんな別れ方別に復縁の可能性がどれくらい残っているのかをご紹介していきます。
目次
友人や第三者を巻き込んで別れた
別れそうな雰囲気を予見して事前にお友達に相談し、別れ話に同席をしてもらったケースや、逆にお相手の方が自分の味方を別れ話に同席させたなどのケースですね。
他にも、
- 友人や第三者に「別れた方がいいよ」などと後押しされた
- どちらかの友人や第三者との関わり方が嫌で別れた(恋人を後回しにして遊びに行くなど)
こういったケースも当てはまります。
この場合は、復縁の可能性はほどほどといったところです。
共通のお友達や第三者を絡んでいる別れ方の場合、その周りの人たちの協力を得ることができればかなりスムーズに復縁が叶います。
しかし、逆に周りの人間があなたの敵になる場合は、いろんなところで妨害が入ったりしてなかなか思うようにお相手との関係を進展させられません。
ですのでこの場合は、周囲の人間をどれだけ自分の味方にできるか?というのが鍵になります。
話し合いの末、お互い納得して円満に別れた
ほとんどの別れ話では、言い争いから泥沼状態になったりとかなり気まずい別れ方になることが多いですよね。
こんな風にただでさえ揉めることが多い別れ話ですが、
- 別れの原因を話し合う
- 反省の態度を示す
- 相手の気持ちを受け入れる
こういったの冷静な話し合いの末、円満に別れているのなら、復縁の可能性はかなり高いです。
復縁は別れた時の印象を少しでも良くするのが大切ですから、嫌な面を見せることなく円満に別れた方が、印象も良く別れた後でも未練が湧きやすくなります。
そんな未練がふとした時に、「(あなた)さんは良い人だったな」と思い返され、復縁願望も火が付きやすくなるのです。
また、このケースでは別れた後にも気軽に連絡が取れる友達関係になりやすいというメリットもあります。
当然、よりを戻すためにはお相手とのコミュニケーションが必要なわけですから、気軽に連絡が取り合える関係というのは非常に強みですよね。
相手を責めずに別れを受け入れた
別れ話の時に、問い詰めたい気持ちを抑えて別れを受け入れた人の復縁の可能性はかなり高いです。
「円満な別れ」との違いとしては、”話し合い”ではなく、自分の言いたいことをちゃんと伝えていないところにあります。
例えば、
- 突然の別れに驚いて何も言えなかった
- 口を開くと感情的になりそうだったから何も言えなかった
- 相手を責めないように口をつぐんだ
- 相手が話しにくそうにしていたので、相手の迷惑にならないよう早めに別れ話を切り上げてあげた
こういったパターンが当てはまりますね。
別れようと言い出した方としては別れ話はとても気が重く罪悪感ばかりがのしかかっていますが、自分が予想していたよりもあっさりと別れを承諾してくれた姿にホッとする一方、あっさりと自分から離れていった事で物足りなさや未練を感じやすいのです。
そのため、復縁できる可能性も高くなります。
まだ好きなのに、事情があって別れざるを得なかった
これは、
- 遠距離になることになった
- 仕事の都合や体調の問題で恋人関係を維持できなかった
- 親に結婚を反対された
このようなケースに当てはまる別れ方ですね。
お互いがそれぞれに不満を持って自分たちの意思で別れたのではなく、どうしても避けられない事情で仕方なく別れざるを得なかった場合ですが、これは復縁の可能性が低い方に入ります。
「お互い未練があるのにどうして可能性が低いの?」と思いますよね。
まず、事情があって別れなければいけなくなった場合、お相手は別れを切り出した、もしくは受け入れた時点で、「もう、前に進まなきゃいけない」という決意をしてしまっています。
もちろん今でも好きな気持ちが残っているのは確かなのですが、この決意があるからこそ、
- わざと連絡を無視する
- 会ってもそっけなくする
- あなたに忘れてもらおうと嫌われるようなことをする
- 「決意を無駄にさせないで」と突き放す
こういった態度を見せてくるようになるはずです。
そうしたお相手の態度にも理解を示し、受け入れてあげてそのうえでお二人が交際を続けるための障害を乗り越えなければなりません。
決して可能性がゼロなわけではないのですが、こういったお相手の心境も鑑みると「復縁は簡単!」とは気軽に言えないのがお分かりいただけると思います。
https://japan-fukuen.com/kihon/725
別れ話の際に感情的になって大きな声を出した
大好きな人との別れは精神的にも辛いものですが、突然別れを切り出された事で感情的に大声で怒鳴り散らしてしまったのなら、残念ですが復縁できる可能性はどうしても低くなります。
今では後悔していても、別れの最後に見た姿が怒鳴り散らす怖い顔だったとしたら、お相手の中に残されるあなたのイメージはそのままで固定されてしまうので、復縁は更に遠ざかるのです。
あなたが女性ならきっとお相手は今までに見たことのないようなあなたの姿に恐怖心を持ってしまいますし、あなたが男性なら、自分より力の強い男性に高圧的に出られた恐怖で危険人物扱いされてしまってもおかしくありません。
『立つ鳥跡を濁さず』ということわざの通り、別れ際の態度というのは復縁にも大きく影響してくるのですね。
もし思い当たるところがあるなら、早いうちにきちんとお相手に別れ際の態度を謝罪し、関係の修復を図りたいところです。
そのためには時に冷たいお相手の態度に傷ついてしまったり、長い時間がかかってしまったりしてしまうので、それを乗り越えるための精神力も必要になるでしょう。
別れ際に暴力、暴言があった
暴力も暴言も、ひどい別れ方の代表例でしょう。
突然の別れにどう対処していいか分からなかったり、お相手の言い方にカチンときて手を上げてしまったり相手の人格を否定するようなひどい事を言ってしまって別れた場合ですが、基本的に復縁の可能性はかなり低いです。
しかしゼロではありません。
一見するととても難しい条件のように感じますが、そもそも暴力や暴言をたった一度ではなく何度か受けて別れを決めるお相手ですと、お互いが依存してしまっている傾向があるためです。
「こっちにも落ち度があったんじゃないか」
こんな風に相手の加害行為を正当化することによって自分を犠牲にし、どうにか手をあげた方を許そうとしてしまいます。
ですが、普段は優しくしていたのに別れ話になって急に暴力的になった・・・という状況ですとかなり厳しいかもしれません。
『感情的になって大きな声を出した』という項目にもありますように、別れ際の態度が強く印象に残されてしまって警戒心を持ってしまうためです。
また、あまり多くないケースですが、逆にお相手があなたに対して手を挙げたケース。
この場合は復縁の可能性は高いです。
お相手はかなり罪悪感に苛まれているでしょうから、被害者であるあなた自身が歩み寄ることによってお相手の罪の意識を軽減し、
「人間なんだし、たまにはそういうこともあるよ」
といった感じでお相手の気持ちに理解を示してあげれば、かなり復縁には近づくはずです。
「別れたくない」と縋り付いた
突然お相手から別れ話をされたら、気持ちの準備ができていない方は当然混乱してしまいます。
ですから突然の別れを受け入れられなくて、
「悪いところがあるなら治すから考え直して!」
とお相手に泣きついたり、縋り付くというケースは決して少なくありません。
ただ、その態度がとてもヒステリックだったり、異常なまでの必死さが伝わってしまうと復縁の可能性は低くなります。
例えば「死んでやる!」と脅したり、「もう生きていけない」と露骨に絶望するような姿を見せるといった態度だと余計に可能性を下げてしまうのです。
お相手にとっては別れ話を切り出している時点で付き合い出した頃に比べ気持ちが冷めているのに、泣いて縋られてしまうと、別れを切り出した方は余計にうんざりしてしまい、ますます気持ちを冷ます原因にしかなりません。
さらに、もし別れを告げられた原因が振られた側にあった場合は、
とどんどん冷ややかな気持ちになってしまうようです。
いきなりの別れ話に気持ちが追いつかない・・・というのはよく分かるのですが、緊急事態だからこそ、冷静な態度でいた方がお相手の心をそれ以上遠くに追いやらずに済むので注意しましょう。
https://japan-fukuen.com/method/662
音信不通 or 自然消滅
最近はLINEでの連絡がメインとなり「付き合っているけど電話番号やメアドは知らない」というカップルも増えてきました。
そのため、唯一の連絡手段であるLINEで無視やブロックをされてしまうともう打つ手がない!という事態に陥ってしまうこともあり得ます。
しかし、復縁の可能性としては決して低くなく、きっかけさえ掴んでしまえば可能性は高い別れ方です。
https://japan-fukuen.com/mail-line/177
結婚しなかった
結婚にはタイミングも重要です。
貴重な人生の選択肢だからこそ、勢いや気持ちだけで結婚できず、どうしても慎重になりますよね。
しかし
- 何年も付き合った
- お互いの両親にも挨拶をしていた
- 長く同棲していた
- 実際に婚約していた
こんな風に、結婚を期待するような時間を過ごしていたのに結婚をしない場合も、ひどく裏切られたような気持ちになってしまい、お別れのきっかけとなってしまうこともあります。
特に年齢を重ねた女性には今後の自分の生き方を決める大切な時間でしたから、人によっては「これまでの時間を返して!」と元彼に恨み節まで言ってしまう女性もいるくらいです。
この場合、大体のパターンでどちらとも嫌いになって別れたわけではないので、一見すると復縁しやすいように思えるかもしれませんが、実は難しい方に入ります。
しかし、結婚できないことが理由で別れたというのはつまり、これからの恋愛に求めるのが結婚のため、
「時間の無駄」
と思われてしまいますし、焦って「じゃあ結婚しよう」と言おうものなら「今更遅い」と突っぱねられてしまいやすいのがネックです。
こんな別れ方をして復縁を目指すなら、せめてお相手が改めて結婚を期待できるような自分になってから再アタックしましょう。
別れ方による復縁の可能性に差はあるが・・・?
別れ方別に見る復縁の可能性についてお話ししました。
今回ご紹介したように、別れ方による復縁の可能性にはそれぞれ差があるようですね。
もしかしたらこの記事をご覧のあなたに思い当たる別れ方もあったかもしれませんので、念のためお伝えしておきますが、今回ご紹介したのはあくまでも基本的な例です。
例えばお相手の性格、別れてからの期間、別れてから今までに行動した内容などの様々な事情によってさらに復縁の可能性も変化していきますので、もし復縁の可能性が低い別れ方に当てはまっていても落ち込まないように、あくまでも参考としていただけたら幸いです。
たとえ復縁の可能性が難しいものだとしても、それを乗り越えた先には今までの交際よりもずっとお互いが信頼し合い、大切にし合える素敵な関係になれるはずですよ。
そんな未来を目指して頑張りたい方は、いつでもご相談くださいね。
https://japan-fukuen.com/method/686