同棲する事で、いつも一緒にいる事が出来ますし、深い関係になる事が出来ます。
しかし、これまでは別々に生活していたのですから、そんな2人が一緒に生活する事でぶつかり合ってしまうも少なくありません。
生活リズムや習慣が全く同じという事などあり得ないのですから、同棲が始まり、環境が変わる事で、大なり小なり、ストレスを感じる事でしょう。
また、大好きな人と一緒に暮らせている喜びや、嬉しさが最初こそありますが、2人の生活に慣れてしまうと、「当たり前さ」を覚えてしまうものです。
そんなストレスや慣れから、相手を思いやる気持ちをついつい忘れてしまったり、一緒に暮らす中で悪い面が見えてきてしまうと、別れに繋がってしまいます。
とは言え、同棲してると、お別れする事になってしまっても、すぐに出ていく事は難しいですよね。
彼が出ていくにしろ、あなたが出ていくにしろ、一時的に友人宅に身を寄せたり、実家に帰る事になったとしても、お別れを迎えたその時に、全ての荷物を持って家を出る事は出来ませんし、その後も数日間は一緒に暮らす事になったり、荷物を残して出ていく事になるでしょう。
また、
- お金がない
- 一人暮らしをしている友人がいない
- 実家と疎遠になっている
- 実家が遠方である
など、すぐに出ていく事が出来ず、別れてしまったとは言え、同棲を続けなければいけないという場合もあります。
いずれにしても、一緒に暮らせるのは期間限定の事。
復縁を果たすためには、そんな期間を有効に活用しなければいけません。
そんな、別れてからも同棲している元彼との復縁方法をこの記事ではご紹介します。
目次
冷却期間は必要ない
一般的に復縁する為には「冷却期間が必要」と言われていますが、別れてからも同棲している場合、いつ、同棲が解消されてしまうかも分かりません。
期間限定とは言え、一緒に暮らせるのですから、ここで冷却期間を設け、静観してしまうのは逆効果です。
なぜなら、冷却期間の間に彼が出て行ってしまうかもしれませんし、スピーディにアプローチできるかが元彼の気持ちを再び取り戻せるかを左右しますからね。
「スピーディにアプローチ」と聞くと、
- すぐに彼に戻りたい気持ちを伝える
- 掃除をしたり、料理をしたり、出来なかった事を克服して見せる
- 彼を気遣い、労わる
のように、すぐに行動をする事を想像したかもしれません。
しかし、すぐに変化を見せようとしても、不自然なだけ。
彼からしたら
「もっと前からやってくれてたらよかったのに」
「もう別れてるんだから、ほっといて欲しい」
と思ってしまうのです。
確かに、別れの原因となってしまった事を改善する事は大切ですし、復縁を果たす上で重要な事ですが、それは冷却期間を経ているからこそ響くアプローチでもあるのです。
距離を作る
冷却期間を設けない変わりに、距離を作ります。
これまではひとつ屋根の下で暮らす中で
- 同じ布団で寝る
- 2人分のご飯を作り、一緒に食べる
- テレビを一緒に見ながらくつろぐ
- 2人分まとめて洗濯する
- 一緒にお風呂に入る
など、行動を共にする事が多くあったと思います。
でも、行動を共にできたのは「恋人」という関係であったからこそ。
同じ家で生活を共にしてるとは言え、今は他人です。
ただの同居人として、距離を作る事が大切ですよ。
ルールを決める
その為には、ルールを決める事が効果的です。
例えば、
- 布団を分ける
- 自分の事は自分で行う
- お互いのスペースを作る
- 干渉しない
- 必要以上に連絡をしない
といった事柄です。
布団が一組しかないのなら、部屋を分けたり、新たに購入して下さい。
また、食事や洗濯、掃除といった家事も全て分担しましょう。
寂しさを覚えてしまうかもしれませんが、このように距離を作る事で彼に
「あなたの気持ちを真摯に受け止めている」
と示す事が出来るのです。
一旦あなたが引き、理解を示す事で、彼は
「分かってくれてよかった」
と安心を覚えます。
人は安心を覚えると、心が穏やかになりますし、同時に心に余裕が生まれます。
それ故に、復縁に向けたアプローチが受け入れやすい土台が出来上がるのです。
アプローチをする
距離を作った事で、
「これまで当たり前のようにあった事が急になくなった」
と言えますので、彼も少なからず寂しさを覚えているはず。
そのような土台が出来上がったのですから、さり気なく接点を増やし、その寂しさを癒してあげましょう。
洗濯物
さりげなく、自然に接点を増やせると良いので、例えば、洗濯物を活用する場合
・あなたの洗濯物と一緒に彼の洗濯物の一部を一緒に洗う
↓
・干し終わった時点で、彼にその旨を報告する
↓
・受け渡しをする
といった流れが効果的です。
急にごめんね。
さっき洗濯してたんだけど、〇〇くんの靴下がまぎれちゃってたみたい。
洗っちゃったので、こちらで干してあります。
渡す時でもいいかなと思ったんだけど、探してるといけないからと思って連絡しました。」
のように事前に連絡を入れておけると、急に渡されるよりも心の準備が出来ている分感謝を覚えやすいのです。
「いつもこうやって一緒に洗ってくれてたんだよな」
と仲良く一緒に生活していた頃を思い返すきっかけともなりますし、洗濯という生活の上で欠かせない事だからこそ、ごく自然に接点を増やせるのです。
料理
また、料理を振る舞う事でも、彼の寂しさを癒してあげる事が出来ます。
但し、いきなり手料理を作り、「一緒に食べよう」と誘うのは逆効果。
なぜなら、手作りという事で深読みされてしまう可能性があるからです。
「急になんだろう」
「裏があるんじゃないか」
のように思われてしまってはいけませんし、ここはお裾分けをするという体で料理を振る舞う事が好ましいです。
この間野菜買いすぎちゃったみたいで、使い切れそうになかったからまとめて、煮物作ったんだ。
一人じゃ食べきれないから、よかったら食べてくれないかな?
冷蔵庫に入れておくので、お願いします。」
のように伝え、まずは手料理を食べてもらう事を目的としましょう。
このようなお裾分けを繰り返し受け入れてもらえるようになったら、
・彼の帰宅時間を狙ってキッチンに立つ
↓
・一緒に食べないか誘う
と、動きましょう。
疲れて帰宅した際に、調理中のいい香りが漂っていると食欲がそそります。
そのような状況でお誘いを受けると、食べたい気持ちが先行し、OKしてくれる可能性が高まるのです。
食欲は人間の三大欲求のひとつですし、人は欲求には忠実な生き物なので、こうした人間心理も活用しましょう。
テレビ
好きな番組を見ている時は、リラックスモードである事が多いです。
ですので、彼がひとりでテレビを見ている際に
××の所だけでもいいからお願い!」
のように、お願いしてみましょう。
同じ番組を楽しむ事で、
「この楽しさ、面白さを共有したい」
と、いう気持ちが生まれてきますし、以前はとなりに並んで一緒に見ていた事から関係が変わってしまっている悲しさを感じやすいです。
そんな気持ちから、彼の方から話しかけてくれたり、歩み寄ってくれる可能性が高まるのです。
男性は歩み寄る事で、
「あれ、なんだか気になるかも」
と考えるようになります。
そんな気持ちが、あなたへの関心を高め、復縁にも繋がるのです。
都合のいい関係になってはいけない
接点が増えてくると、ついお付き合いしていた頃のように接してしまいがち。
そんな中で、彼がスキンシップを図ろうとする様子が見られたら注意が必要です。
体の関係を持ってしまう事はもちろん、
- キス
- ハグ
- 手を繋ぐ
といったスキンシップも、流されてしまい、「体の関係を持ってしまった」という事態に繋がりやすいので、控えましょう。
体の関係を持ってしまう事で、彼は現状に満足を覚えてしまいます。
それ故に、
「出ていかなくてもいいかな」
といった、復縁とは真逆の方向に考えを向かせてしまう危険が生まれてしまうのです。
もし、彼の方から
- 髪の毛に触れる
- 頭をなでる
といったアクションがあった際には、さり気なく体の関係に持ち込もうとしているサインとも言えるので、注意しましょう。
大切なのは匙加減
同棲が続いているとはいえ、お別れを迎えてしまったお二人です。
お付き合いしていた頃のように接していても、進展する事はありません。
冷却期間を設ける必要がないケースだからこそ、必ず線引きをして、
- 関係が変わっている事を受け入れている様子
- 彼への理解
をしっかりと示さなければいけません。
アプローチする上での匙加減がもっとも重要です!
押しすぎてしまっては、警戒されてしまいますし、未練を感じる事で、都合よく扱われてしまう危険も伴います。
また、押しが弱すぎても、彼には響きませんし、一緒に暮らしているからこそ、正しい匙加減を判断し、あなたの魅力をアピールする事で同棲を解消する事なく、元彼との復縁を成功させましょう!
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