3年、5年と付き合った元彼をいまだに忘れられず復縁を望んでいる。
そんな女性も女性も多くいらっしゃいます。
長いこと付き合っていたのですから、簡単に諦められないのも当然のことですよね。
実際にアドバイスメールでも良くお話しますが、復縁は基本的に早く手を打つ方が成功率は高いものなのです。
それは、早い方が彼の気持ちも揺らぎやすいため。
でも、長く付き合ったカップルの場合、「衝動的に別れた」ということはほとんどなく、しっかり話し合っていたり、「実は前々から別れようと思ってて・・・」なんて気持ちが完全に固まってから別れることが多い傾向があります。
そのため、早く行動すれば確実に復縁できる!という状況にもなりにくいのが悩みどころかもしれません。
ですが、かといってじっくり時間をかければ確実に復縁できるのか?と言われればそれもまた違います。
仮に、たとえ別れて1週間しか経っていなくても復縁できるチャンスはあるんです。
それはどういう理由からなのか?実際に長年付き合った彼と別れた時の対処法をご紹介します。
目次
まずは長く付き合ってから別れることの意味を考える
付き合ってすぐ別れるような相手なら「合わなかったんだろうな~」と軽く考えられますが、3年といったように長くお付き合いした彼と別れた場合、そこまで問題は軽くありません。
長く一緒にいれば、情も移るのが人間の心理です。
でも、そんな心理を振り払ってまで別れを選んだ彼の気持ちを考えてみましょう。
よっぽどのことがないとここまで出来ませんよね。
そして、長く付き合って別れるという大きな決断を彼はしていますから、そう簡単にその決断を覆さないことも簡単に想像できると思います。
恐らく、このブログをご覧のあなたはすでに頑なな彼の態度に「本当に復縁できるかな」と不安になっていることでしょう。
でも、彼の立場になって考えてみれば頑なにならない方がおかしいんです。
「(あなた)が復縁したそうだからヨリ戻しちゃおっかな~」なんて気軽に考えているような彼なら、元々あなたとは真剣にお付き合いしていなかったと言い切れます。
ですから、安心してください。
彼はあなたを愛していましたし、本気だったからこそ頑なな態度を貫いているんです。
真剣にあなたとの将来を考えていたからこその苦肉の決断ですから、小手先のテクニックでは通用しません。
小手先のテクニックとは、
- 「復縁したい」「まだ好き」と一方的に気持ちをぶつける
- 「ヨリを戻してくれなきゃ死んでやる」と脅す
このような、あなたの未練をありありと伝えることです。
あなたとの恋愛ではダメだと思った彼に対して、恋愛感情むき出しでぶつかっても拒絶されるだけなのです。
ですから今回のお別れは、
こんな風に考えてみましょう。
結婚できない、価値観が違う、仕事で忙しくて恋愛どころじゃない、など、別れた理由はそれぞれだと思いますが、どんな理由であるにしろ、今の彼はあなたと恋愛する気を失っています。
元彼を「友だち」として見るには?
長く付き合った恋人って自分の一部分になっている傾向もあるので、よりその喪失感は大きいと思います。
ですから「簡単に元彼を友だちとしてみることが出来ない!」なんて思うのも当然にことですよね。
ただ、喪失感が大きい、自分の一部分と感じるのは、実は元彼を「恋人」として見ていただけでなく、「自分の所有物」のように思っていた部分が必ずあるんです。
つまり、元彼を友だちとして切り離して考えるためには、あなたの中で元彼を手放し、一人の人間として尊重することになります。
そのために出来ることとしては、
- なあなあに別れず、きちんと彼に「さようなら」を告げる
- 周囲に別れたことを宣言する
- 彼との思い出の物を処分する
- 彼の私物が自宅にあるようなら残らず返却する
このように、きっぱり切り替えられるようにしてみるのがオススメですよ。
彼のお別れが未来のためなのか、今のためなのかを見極める
一般的に、長く付き合っていて別れた場合は、お互いに良い所悪い所を知っているというメリットがあります。
長い付き合いだからこそ彼もあなたのことを良く知っているでしょうし、良く知っているからこそ別れの原因を考えた時に、
「別れるしかないな」
と考えてしまったわけです。
その中でも、
- 未来を見据えての別れなのか
- 現状を変えたいと思った上での別れなのか
このどちらなのかを見極めていきましょう。
これが出来ると、これから何をしていくべきか、どんなスタンスで元彼に向き合えばいいのかが見えてきます。
未来を見据えての別れとなると、例えば「結婚」が一番いい例ですね。
「今のあなたとは結婚できない」と考えて別れたのであれば、正直なところ、彼は他の人と作る新しい未来に胸をときめかせている可能性が高いともいえます。
つまりは、
- 結婚願望は残っているので、新しい彼女の出現の可能性がある
- あなたが成長、何かを改善することでヨリを戻せる
- 嫌われたわけではないので、積極的にアプローチできる
このように想定することが出来ます。
もう一つの現状を変えたいという理由で別れの場合は、
- しばらく恋愛する気がない
- 何か集中したいことがあったり、疲れきっているなど彼が消極的である
- 彼自身の状況が変わるまでアプローチが響かない可能性もある
このような状況が考えられるわけです。
ここまで少々複雑なお話をしてきましたが、要は
「それに対し自分が出来ることはなんなのか」
をしっかりと把握しましょうというお話と考えてください。
復縁の敵は先の見えない不安。
下手(したて)に出過ぎない
復縁を求める立場だからといって、元カレに対して下手に出すぎてしまってはいけません。
変にビクビクした状態で元彼に向き合えば、
「元彼にこれ以上嫌われたくない」
という未練がバレるキッカケにもなりますし、友だちとして見なければいけないのに変に意識しすぎて距離ができてしまいます。
また、弱気な態度でいれば押すべきタイミングを逃しますから、好意を持ってもらえるチャンスはなくなります。
ですから、用件をバッチリ作ったのなら堂々と連絡をしてよいのです。
仕事などでどうしても会うことになるのなら、真正面から「お疲れ様です!」と挨拶をしましょう。
あなたが距離を取ろうとすればするほど、彼も「あなたがその気ならこっちもそうしよう」と距離を取ってきます。
彼にとっても、別れた後は距離は取ればとるほど気楽ですからね。
なのであなたは堂々と彼に向き合うようにしてください。
そんな時はこれからお話しすることから挑戦していってください。
冷却期間を設ける
冷却期間とは、元彼との連絡、会うことの一切を経ち、距離を取る期間のことです。
この冷却期間というのは、元カレと直接の接触を絶って気持ちを落ち着かせるためのものです。
時間を空けることであなたの気持ち、罪悪感も薄れさせ、元彼にビクビクしなくていい精神力を身につけましょう。
また、彼と接触を持たないからといって何にもせずダラダラすごしていては意味がありません。
冷却期間中は、「自分のことを好きになれる」ように自分磨きをして過ごしてください。
長くお付き合いをして信頼関係も作り上げた彼と別れたあとですから、自分に存在価値がないような・・・とても自分を好きな気持ちにはなれなくなっていると思います。
自分で自分のことが嫌い、自分のいいところが何一つとして自分で説明できない、人からも好かれなくて当然だと思っている・・・
気持ちはよく分かりますが、自分自身のことをこんな風に思っている人を好きになる人はいません。
振られてしまったとき、きっとすごく自尊心を傷つけられたでしょうし、自信も失ってしまったことと思います。
ですが、本来自尊心や自信というものは誰かに与えてもらうものではなく、自分自身でしっかり持つことが大事なのです。
元カレがいることで、自分自身の価値を見出していませんでしたか?
彼氏に愛されることだけが、愛を感じられる唯一の手段だと思っていませんでしたか?
だからこそ、新しい趣味に挑戦したり、仕事に打ち込むといった自分磨きで、お相手がいなくてもステキになっていく自分を好きになっていきましょう。
今までとは違う、新しい自分を見せる
今までのあなたのままでは復縁できない、というのは今のあなたならバッチリ理解していることと思います。
そこで、振られた自分を卒業し、また新しく彼に恋をしてもらえるような自分になりましょう。
自分磨きの方法や、どういった部分を改善するかは人それぞれあるかと思いますので、自分なりに必要だと思うものを調べておけるとより効率的です。
特に意識して頂きたいのが『別れの原因となった部分が改善されているかどうか』です。
まずはここを最優先に改善できるよう取り組み、それから外見の変化なり、女子力のアップなりを目指していきましょう。
どんなに彼の理想の女性の見た目になっても、別れの原因が改善されていなければ復縁はありえません。
ただ、結局のところこういった自分磨きは自分との戦いになってしまい、常に主観的になります。
「○キロ減ったからダイエット成功!」と自分では思っていても、人から見れば数字だけが減って引き締まったように見えないのでダイエットをしていたことに気付かない・・・と言うこともあり得るのです。
ですので、必ずお友だちやご家族など第三者に客観的意見を聞きながら自分磨きをしていってください。
せっかくの自分磨きが自己満足になってしまわないように気をつけましょうね。
長年付き合った彼への連絡
彼と復縁するために個人的な連絡を取っていくのは必要不可欠ですが、いくつか注意点があります。
主に注意する点としては、
- 連絡のタイミング
- 連絡の頻度
この2点です。
それぞれ見て生きましょう。
連絡のタイミング
長く付き合っていた彼なら、ある程度彼氏が暇な時間は想像できると思います。
例えば、
- お昼休憩の時間
- 寝る前
- 休日
など、こういった彼が暇そうな時間帯を狙ってメールを送りましょう。
忙しいときに連絡をしても彼の迷惑になることもありますし、忙しさにかまけているうちにあなたへの返信を忘れてしまうこともありうるからです。
連絡の頻度
当然と言えば当然ですが、しつこい連絡もNGです。
特に、
「いつも私ばかりで彼から連絡をもらえない」
と悩んでいる人は、何度も連絡をしていないか振り返ってみましょう。
しつこい連絡は彼からの連絡をもらえなくなるだけじゃなく、
- 今でも彼に依存していると思われる
- 他に話せる人がいない寂しい女なのかと思われる
- 「空気が読めない女」と誤解される
こういったデメリットもありますから特に注意が必要です。
あなたから一度連絡をして、やり取りが終わったら急ぐ予定がないとき以外は最低でも2~3日は空けてからまた連絡をしましょう。
それでも彼の反応がイマイチなときは、1週間空けたりして時間を長く取る方に調整していった方が、彼との連絡は上手くいきます。
長く付き合った元彼との復縁で大切なこと
冒頭でもお話しましたが、長く付き合って別れたからと言って復縁の可能性がないわけではありません。
初動こそ違えど、応用できる復縁テクニックはたくさんありますし、実際に私にご相談くださる方の中でも多くのカップルが復縁できています。
しかし別れてからの元カレの反応が良いからと言って、いつまでも順調でいられるとは限りません。
彼とのお付き合いの中でも、ラブラブな時期だけではなかったですよね。
たまに喧嘩したり、倦怠期があったり、いろんな時期があったはずです。
復縁活動中も同じように、上手くいくときと行かないときの波があります。
その波に翻弄されてしまい、本当は良い状況でチャンスもあるのに「私の復縁なんてどうせ叶わないんだ」なんて落ち込んでしまわないようにして欲しいのです。
「失敗は成功の元」ともいいますよね。
辛いことも、視点を変えてみれば成長のきっかけが見つかったりと悪いことばっかりじゃありません。
これまでの長い時間カレと苦楽をともにしたように、また彼と一緒になれる日までは、自分の力でその波に向かっていきましょう。
もちろん、道しるべやパートナーが欲しい時には遠慮なく私にご相談下さいね。