最近では離婚も決してマイナスなものではなく、「お互いがより幸せになるために」とポジティブな姿勢で離婚をする夫婦も増えてきました。
そのため、長年復縁相談をしている身としても、離婚経験がある方との復縁を目指している方のご相談が増えたなーと思うときがあります。
もちろん、普通のカップルの復縁相談でも「相手は自分が初恋です」というケースの方が少なく、お相手の方も含め、みなさん何かしらの恋愛の失敗、挫折を繰り返しているはずです。
しかしバツ、つまりは離婚経験がある人というのは、
- 社会的責任を果たせなかった
- 周囲の期待に応えられなかった
- 生活が大きく変わった
- 結婚経験がない人よりも守るべきものや制限が多い
このような側面があり、復縁にとって障害となりうることがあります。
つまり離婚経験がない人との復縁では使えるようなテクニックが、離婚経験がある人との復縁では通用しないこともあるんです。
ですが逆に、離婚経験がない人との復縁では使えないようなテクニックが、離婚経験がある人との復縁では効果を発揮してくれることもあります。
ですので今回は、そんな風にバツありの人と復縁したい人が実践する方法を特別にご紹介し抵抗と思います。
目次
お相手の言い分を全面的に聞き入れてあげる
女性は基本的に自分の気持ちに同じ思いを持ってもらえる中で、次第に心が落ち着いたり、相手への信頼を強める傾向といわれます。
しかし、男性も別れ話では同じです。
別れ話となる時というのは、恋人関係を解消したいという思いの塊になります。
だからこそ、相手の話を聞いてあげられるかそうでないかという部分で、自分の考えや価値観を認められるのかと警戒している状態なのですね。
しかも、一度離婚を経験しているお相手ですから、
「別れ話で揉める」
というのはきっと経験しているでしょうし、嫌な思いをすることも十分承知ですからもう二度と同じ経験をしたくないと思っているのです。
別れ話の時、あなたも反論したいことがたくさんあったと思います。
しかし、ここで反論をせずに、
「私もそう思ってた」
「あの時こうしてくれてたもんね」
とお相手の気持ちや、これまでの行動に対して同調してあげることで、
「こんな事ならもっと早くに話しておけば良かった」
と不安が安堵に変わり、別れてからのあなたとの関係もとても友好的なものにしていくことが出来るのです。
であれば、あなたも別れの原因をちゃんと改善するために一度別れを受け入れて、友好的な関係を築き、そこからお二人がもっと幸せになれるような成長をして復縁をするという方向を目指した方が良いでしょう。
友達のような関係を目指す
先ほどお話した「友好的な関係」を目指すということになります。
友達のような関係とは、
- 気兼ねない関係
- お互いの事を理解している関係
であると言えます。
そのため、そこから再び恋愛感情に移行しやすかったり、「今のあなただったら違う関係が築けそう!」と前向きに考えてもらいやすいというメリットがあり、復縁に近づきやすくなるのです。
お互いに気を許しているからこそ、距離が近づきやすくなるという傾向を活かし、お相手とは友達のような関係になれるように働きかけていきましょう。
そのためには、
- 怖がらずにお相手に連絡を入れていく
- 用事を作って定期的に会うように誘っていく
- 未練は隠し続ける
- お相手の理解者であるように振舞う(お相手の悩み相談に乗るなど)
このように、比較的積極的にアプローチしていく必要があります。
ここであなたが逃げ腰になってしまったらお相手から歩み寄ってくれることはほとんどありません。
なぜなら、結婚にも失敗してしまったお相手からすれば、
「もう何もする気が起きない」
とかなり消極的な態度になってしまっているからです。
なので、ちょっと勇気がいるかもしれませんが積極的な姿勢は忘れずにいましょう。
お相手がどういう形の恋愛をしたいのかに合わせる
当然ですが、復縁をするためならあなただけの気持ちでは叶いません。
お相手に必要とされる存在になって初めて叶うものです。
その為に必要なのは、お相手がどういう恋愛をしたいのかを見極めることが大事です。
先ほどの項目でも少しお話しましたが、離婚経験があるという人は恋愛に消極的になってしまう人が多くいらっしゃいます。
自分の結婚が失敗してしまった経験があるからこそ、
- 自分には恋愛は向いてないと思う
- 恋愛そのものに疲れてしまう
- もう結婚はしないと決めてしまう(だから結婚を考えない遊びの恋愛しかできない)
という心境に陥っているのです。
ですので、お相手が遊びの恋をしたいのにあなたが本気モードで近づけば「重い人」認定されてしまいます。
同じように、お相手がやっと恋愛にその気になれて本気で未来を考えて付き合ったのに、あなたがお相手を傷つけてしまえば、「やっぱり恋愛なんてしたくない」と恋愛そのものを諦めるようになってしまう可能性もあるのです。
これでは当然、復縁なんて叶いっこありませんよね。
特に一度別れてしまった状態から復縁を目指すのであれば、お相手とテンションを合わせるのは必要不可欠です。
お相手がどんな恋愛を求めていたのかは、別れた理由から分かります。
- 仕事が忙しくて会おうと思えない
- 気持ちが重い
- 性格が合わない
このような『お相手の気持ちが主体』となっている別れの理由の場合は、カレは遊びの恋愛がしたくなっていると考えましょう。
あなたがどう思ってくれているかはお相手にとってあまり関係なく、自分が気分よく恋愛を楽しめるかどうかに重きが置かれている状態です。
逆に、
- あなたに寂しい思いをさせてしまう
- あなたを幸せに出来ない
このような『あなたの気持ちが主体』となっている別れの理由の場合は、お相手も本気の恋愛をしたくなっているけど、何か障害がある・・・といった心境です。
あなたを幸せにしたいけど、自分にその力量がないということを罪悪感として別れの原因にしてしまっているケースになります。
お相手のテンションに合わせて、これからのアプローチの方向性を決めていきましょう。
積極的に感謝を口に出す
感謝するということは難しいことではないでしょうが、日常で起こっていることが「当たり前」になってしまうことによって、感謝の気持ちを忘れてしまう、ということがあります。
例えば毎日帰る家があること、一緒に住んでいる家族がいること、働ける場所があること、なんでも当てはまります。
そういった日常何気なくしていることも「当たり前」だと認識してしまうと、そこに感謝の気持ちは生まれません。
お相手と破局してしまった今だからこそ、こういった感覚に気付けているのではないでしょうか。
とても小さなことかもしれませんが、毎日その小さな「当たり前」を「当たり前ではない」こととして見つめ、感謝の気持ちを表現しましょう。
感謝の気持ちは、かならず口に出すようにしてください。
「言わなくても、何となく伝わっているだろう」では、お相手には伝わりません。
「そんなに感謝を言えるチャンスなんてない!」と思う人もいるかもしれませんが、本当に些細なことでも大丈夫なんです。
例えばお相手と連絡が取れるようであれば、
「分かりやすく教えてくれてありがとう」
「めちゃめちゃ笑えるスタンプだね!面白いの教えてくれてありがとう」
こんな風にさりげないことだけでも十分なんです。
こうして何気ないことに当たり前のように感謝の気持ちを持てること、それは夫婦関係では特に重要視される部分です。
つまり離婚経験があるお相手にとっては「今までの(夫婦)生活で物足りなかった部分」であるはずですから、そこを補うことで、
という想像力をかきたて、あなたに好意的な気持ちを持てるようになります。
「お相手がいないとダメ」と思わせる
結婚とは「この人と一生を添い遂げます」という約束ですが、それを失ったということは
「むしろ、自分と一緒じゃダメになる」
こんな風に、お相手は思わざるを得ない経験をしているはずです。
そこで、
と思わせることで復縁する気を呼び起こしていきましょう。
例えば、
- 手料理に失敗する
- おっちょこちょいで軽い怪我をする
- 仕事に支障のない程度のミスをする
- 服の前後を間違える
- 家に忘れ物をする
このようなものであれば問題ありません。
ただし、毎日のようにしてしまうと頼りがいがないと思われますし、やりすぎれば若年性アルツハイマーなどを疑われてしまい、「面倒な存在」という認識に変わってしまいます。
あくまでも笑える程度にとどめることが肝心です。
さらに効果を高めるために、何かの失敗をした後には
「やっぱり(お相手)がいないとダメダメだな(笑)」
と、お相手のありがたみをしみじみと実感していることが伝わるような表現を伝えられるとなお良いでしょう。
もし直接伝えることが出来ないのであれば、TwitterなどのSNSを駆使したり、共通の友人などに伝えていき、間接的にお相手の耳に入るように働きかけてみてください。
第三者の意見というのは信憑性がありますし、言われた方はなんとなく映像で失敗しているところをイメージし、
「そんなに自分のこと頼ってくれてたのかな」
とより気にかけるようになりますから、連絡をもらえるチャンスにもなりやすいのです。
お相手のトラウマを刺激するよな感情の爆発はしない
今までのように一緒にいられない、きちんと話し合いもできないような今の状況はとてもストレスがたまるはずです。
大事にしたいのにさせてもらえない、嫌われたくないから自分の気持ちも抑えなくてはいけない…。
そんな状況の中だからこそ、時に感情が爆発してしまったり不安定な様子を見せてしまったりすることもあるでしょう。
しかしそういう姿は、現状の関係に満足している相手にとっては恐怖ですし、あなたの中にフラストレーションが溜まっているものを感じますから
という身の危険を感じられてしまいます。
特にお相手が女性の場合、もしかしたら元旦那さんにDVをされていたかもしれません。
お相手が男性なのであれば、元奥さんのヒステリックなところが嫌で離婚をしているのかもしれません。
つまり、あなたが感情をコントロールできずにいると、お相手のトラウマを刺激してしまうことになり警戒させてしまうのです。
警戒心があると一層2人が心で繋がるのが難しくなってしまい、復縁からは遠ざかってしまいます。
これを避けるには、あなたが心に余裕を持つ必要があります。
例えば、
- 復縁を焦らない
- お相手が思い通りの反応をしてくれなくても「それで当たり前」と受け入れてしまう
- お相手の反応がイマイチだったら「恋愛にトラウマがあるんだから仕方がない」と譲歩する
- 復縁意外に打ち込めるものを見つける
このように働きかけていきましょう。
一番のお相手の理解者はあなた
復縁活動というのは孤独がつきまとうものだからこそ、挫折しそうになることがあります。
頑張ってるのにうまくいかない、お相手にわかってもらえない、そんなのはすごく不安になりますし辛いですよね。
そんな自分に嫌気をさしてしまったり、復縁を望む事が果たして正しいのかと自問してしまう時もあるかもしれません。
事実、このような方は珍しくなく、とても多いのです。
もしかしたら、あなたが復縁を目指しているお相手も離婚をしたときに同じように思わされたのではないでしょうか。
だからこそ、あなたにはお相手の気持ちが一番分かるはずですし、復縁に一番近いところにいるのではないかと私は思うのです。
ですから、複雑な過去を抱えるお相手との復縁でも臆せずに向かっていって欲しいと思います。
必要であれば、私もお手伝いをしますので、一緒にがんばっていきましょうね。
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