振られてしまった時は勿論のこと、自分から別れを告げた場合でも、恋が終わった時というのはとても辛いものです。
別れたこと、そしてそうなってしまった理由を後悔し続けることも珍しい話ではないでしょう。
特に別れの原因が感化だった場合は、
「もう少し、わたしもオトナになればよかった・・・」
と、気分が落ち着くにつれて後悔もひとしおだと思います。
テレビをつければクリスマスケーキのCM、ラジオをつければ怒涛のクリスマスソングのリクエスト、街へ出ればきらびやかなイルミネーションに並んで眺めるカップルと、独り身には厳しい季節になってきました。
この記事をご覧になっているあなたは、もしかしたら少し前までこのクリスマスムードを楽しめる立場にいたかもしれません。
彼氏とどんな風に過ごそうか、服やヘアスタイルはどうしようかな、プレゼントは喜んでくれるかな、彼氏は喜んでくれるだろうか。
そんなウキウキもなくなってしまい、これから年の瀬を迎える今、絶望に打ちひしがれていることでしょう。
当時はいくら感情的になっていたとはいえ、さすがに今でも落ち着いてきたはずです。
一緒に過ごせることを期待していただけにショックも大きいかと思います。
もしかしたら、彼氏はもう別の誰かと過ごす予定が決まっているんじゃ・・・なんて不安も沸いてくるかもしれません。
でも、たった1回のケンカ、たった1回の意見のすれ違いで別れてしまうなんて不本意なはずです。
もっときちんと話し合い、二人で乗り越えていく、そして、クリスマスという一大イベントをともに過ごす。
そんな未来のために、クリスマス前に喧嘩別れをした彼氏との復縁方法をご紹介します。
目次
喧嘩別れしたあとの彼氏の状況をチェックする
何をするにしても、まずは喧嘩別れしてからの元カレの様子を知る必要があります。
喧嘩をする前のように、普通に連絡をして「今何してる?」と聞ければ一番手っ取り早いのですが、喧嘩別れをしてしまった今、そんなことはなかなか出来ません。
そこで確認していただきたいのがSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)です。
彼氏はFacebookやInstagram、Twitterなどはやっていないでしょうか?
LINEのブロックなどをされていようであれば、タイムラインもチェックしてみましょう。
そういったところから彼氏の「今」を調べていきます。
SNSも種類によっては、相互で繋がっていないとタイムラインが確認できないようなものもありますが、それでも投稿数や最終ログイン日などから、いつごろ、どれくらいのペースで投稿しているかは判断できるはずです。
もし彼氏が別れてからほとんどSNSに顔を出していないようであれば、これは相当あなたとの喧嘩別れが堪えているといえます。
「落ち込んでいるときは、人に打ち明けてストレス発散するものじゃないの?」と思うかもしれません。
実はその反応は女性特有のものなのです。
男性はケンカをしたり、人から何かを指摘された時、誰かを責めるよりも自分の力不足さに打ちひしがれ、罪悪感や責任感でいっぱいになってしまいます。
「人に弱みを見せてはいけない」と本能的にインプットされている男性は、そんな状態に陥ると人との接触を避け、今の弱っている自分を隠そうとするのです。
SNSのように文字だけで現状を表現できるツールだとしても、男性は比較的単純なので、文字だけでも元気がないのがバレバレになってしまうのです。
ですので、この場合はあなたから連絡を取ってあげましょう。
いくら沈黙を貫いているとはいえ、それはあなたを嫌いになったのではなく、「あなたを傷つけてしまった」「ひどいことを言ってしまった」というあなたへの愛情から来る後悔の念に苛まれているだけなのです。
詳しくは後述しますが、そこをきちんと抑えられるように、下手に出て連絡をしてあげましょう。
逆に彼氏がSNSに頻繁に投稿しているようであれば、あなたの知らないアカウントを持っているか、あなたとの別れをあまりショックに感じていない可能性が考えられます。
この場合、一番怖いのが【すでにクリスマスを一緒に過ごせるほかの誰かを見つけている】という可能性があることです。
次がいるからもうあなたとのことは乗り越えてしまっている、そんな理由でショックを受けていないと言うわけです。
この状態で復縁をしたいのなら、より早く連絡が取り合えるようになった方が得策です。
その為、クリスマス前の喧嘩別れから復縁をしたいのなら、よく復縁テクニックで紹介されるような冷却期間は必要ありません。
喧嘩別れからの復縁は、スピードが大事です。
元カレの価値観を理解する努力をしよう
これは彼氏のSNSを確認している間に行っておきましょう。
付き合っている最中、元カレから「こうして欲しい」「こうしたい」というお願いをされていなかったかを細かく思い出してみてください。
例えばデートで行く場所、連絡の頻度、イベントへの考え方、言葉の言い方など、どんな些細なことでも結構です。
喧嘩中の感情が収まれば、これまで気付いていなかった相手の価値観にたくさん気付けると思います。
生まれたり育った環境が違う二人なのですから、価値観の違いがあっても当然です。
大切なのはその違いを受け入れること。
「価値観が違う=相容れない(あいいれない)」と決め付けないようにしましょう。
もともとの考え方が違うから、何を言ってもダメ、元カレにはそういった考え方があるんだなど、相手の意見や価値観を尊重することが重要なポイントです。
違うからこそ、一緒にいることが面白いのです。
喧嘩をした時はその受け入れることが出来なかったと思いますが、冷静になれた今からでも受け入れる準備をしておきましょう。
あなたが喧嘩で伝えたかったこと、元カレにして欲しかったことをまとめる
これも同じく、元カレへ連絡をする前に行っておきましょう。
実際に元カレへ連絡する時に、この元カレの価値観への理解と、あなた自身の考えの整理が必ず必要になります。
復縁のため、二人の今後のために絶対必要なポイントとなりますので、じっくり考えをまとめてください。
なぜ自分が言いたいことをまとめるのかというと、元カレがあなたの言いたいことを正しく理解できていない可能性があるためです。
男性は理論的にものを考えるため、女性の感情的な考えに理解が追いつかないことがほとんどです。
お互いの言い分を正しく理解できていないからこそ喧嘩になってしまっているわけですから、どうしたら相手に分かってもらえるかを見つけるために、自分の考えも整理することが大事です。
必要なのは、お互いがそれぞれの言いたいことを言ったり、自分の価値観を押し付けあうことではありません。
それではただの攻撃になってしまいます。
また、片方だけが価値観を押し通して、もう片方だけが我慢をするのも間違っています。
そして、この先どうしたらお互いに心地よい関係を築けるかをしっかり考えましょう。
とにもかくにも、素直な謝罪を。その時の注意点
仲直りに絶対に必要なことは、謝ることです。
喧嘩の原因はさまざまでしょうし、もしかしたら、あなたに非は全くなく、彼氏に今回の喧嘩の非があるとしましょう。
しかし、それはあくまでも喧嘩のきっかけであり、別れの原因とはまた違うものです。
彼氏が別れを決めた・受け入れたのは、これまでの積み重ねもあるでしょうが、8割は喧嘩中のあなたの態度がきっかけになっています。
元カレとの喧嘩中、こんな振る舞いで余計に怒らせていませんでしたか?
- 喧嘩中に黙ってしまう
- 「はぁ?」などと呆れた態度を取る
- 「言ってる意味がわかんない」と彼氏の発言を否定する
- 「このくらいで怒るの?」と聞く
- ヒステリックになってしまった
- 女性らしくない、品のない言葉遣いをした
- 手を上げようとした、もしくは上げた
- 自分でも抑えられないくらい大泣きしてしまった
こういった振る舞いがあると、男性は「手に負えない」「自分の気持ちを理解してもらえない」と感じて別れを考えるようになります。
つまり、ここをきちんと謝罪できないと、いくら復縁のために頑張っても「どうせ価値観が違うし、俺のこと尊重してくれない人と復縁してもなぁ・・・」と復縁に否定的になってしまいます。
ですので、まずは復縁のために一歩引き、喧嘩の際の振る舞いを謝罪しましょう。
出来れば直接会って謝れると理想的ですが、お互いの予定や距離の関係上難しいケースもあるかと思います。
その場合はメールやLINE、電話などで謝罪をすることになりますが、喧嘩別れ後一発目の連絡の基本構造は以下の通りです。
↓
・謝罪の言葉を入れる
↓
・彼氏の言い分を理解したということを伝える
↓
・自分はどうして欲しかったのかを端的に伝える
↓
・代替案や折衷案を提案する
また、話している途中で、彼氏が何か言葉を挟もうとしてくることもあるでしょう。
そのような時は一旦こちらは話を止め、元カレの話を優先して聞くようにしてあげることが大事です。
相手のペースで好きなように話をさせてあげると、元カレもストレスなくあなたとの会話に応じられ、謝意も素直に受け取りやすく感じてくれます。
相手が話そうとしていることは、あなたが話していることの訂正だったり、どうしても伝えたいことかもしれません。
これで喧嘩中に彼氏に与えてしまった「価値観の違い」を払拭できます。
復縁を焦らない。まずは復縁よりも友達に戻ることから
謝罪が出来たことに満足してそのままになってしまう人も多いようですが、謝罪がしっかりできたら、今度はきちんと仲直りしたいという気持ちを伝えましょう。
少し気恥ずかしいかもしれませんが、仲直りの後の関係を円滑にするにはとても重要なポイントです。
というのも、謝罪をしてお互いのわだかまりを解消できたとしても、やはりその後普通に会話をするにはどうしても気まずさが残ってしまうためです。
ですので、一旦は「友達に戻りたい」とはっきり伝えることで、二人の関係を再スタートさせましょう。
このときに注意すべきなのは、クリスマスを一緒に過ごしたいという気持ちを出さないこと。
喧嘩別れの復縁はスピードが大事だとはお話しましたが、焦ってしまってはいけません。
ここで焦ると
「ただクリスマスに一人でいたくないだけなんじゃ・・・」
とあらぬ誤解を受け、仲直りは出来てもその後の復縁に繋がらなくなります。
段階を踏んで距離を縮めていきましょうね。
ただし、元カレの方から恋人扱いをしてきたり、「ヨリ戻そっか」といった言葉があれば復縁に前向きな態度をとっても問題はありません。
少しでもそんな態度が見えてくるようなら、あなたからクリスマスの話題を出してあげると、より彼氏を期待させてその気にさせることができます。
今度は失敗しないように、相手の反応や言い分をしっかり見極めながら接していってください。
喧嘩は二人を成長させる貴重なきっかけだったと考えよう
喧嘩はしたくてするものではありません。
ですから喧嘩をした後はみんな嫌な気持ちになりますし、もう二度とこんな思いはしたくないと思うものです。
それだけに、もし仲直りをしたとしても、また喧嘩をしてしまいそうな仲直りでは相手も警戒して簡単に仲直りを受け入れてくれないでしょう。
ですので、今回紹介したようにお互いの価値観の違いを理解し、しっかり受け止めるといったプロセスを追うことがとても大切なのです。
今回はあなたから謝罪をすることを想定した内容でご紹介しましたが、もしかしたら相手の方から連絡をして謝罪をしてくれることもあるかもしれません。
しかしそんな時でも冷静さを身に着けていたり、お互いの価値観の違いへ理解を示すことが出来ていれば、絶対に幸せな仲直りができますよ。
今回喧嘩をしたことで、また一つあなたと元カレはお互いに知らなかった一面を知ることができ、理解が深まりました。
喧嘩別れをハンデだと思わず、お互いにとって必要な成長だったと前向きに考えて下さいね。
また、「男性心理を活用し復縁したいと思わせる方法」のカテゴリー記事も是非参考にしてみてください。