復縁セラピスト、大石貴実子です!
復縁活動の中で生まれる不安。
日に日に大きくなってしまうんですよね。
特に不安要素として挙げられるのが、
「相手にどう思われているのかわからない」
「どうすれば現状を良く出来るのかわからない」
というように
【わからないこと】
これが一番の不安要素なんですよね。
そこで今回は、そういった「わからないこと」を減らせるような、
心理学の知識
をお伝えしたいと思います!
目次
1:未練を見せてはいけない理由
【恋の閉鎖性】
こちらは、
「恋人と友達の違いとは何か」
ということなんです。
危険を回避していこうと思うのが、生き物の本能ですよね。
なので、相手が
「この人は自分に気持ちがあるのかもしれない。でも好きにはなれない」
と思うと
「離れた方が良い」
と、思わせてしまうんです!
なので「過去の恋人」という印象や「今でも好かれている」といった未練の印象がある間は、どんどん距離が離れてしまうんです。
ですから「友達」という認識になるように未練の払拭をすることが、必要なんですね。
友達なら連絡したり二人で会うことだってありますよね。
なので距離感を「友達」としたうえで、
「仕事の相談させて欲しいから、飲みに行こう!」
こうした友達感覚の意識を持たせていきながら、接触回数を増やしていくことが可能になります!
その中で、少しずつ異性として感じさせられる行動や言葉を小出しにしていくだけで相手の方からも「気になる気持ちがあるサイン」が見えてくるようになります^^
2:嫌われても、もう一度好きになってもらう
【イデオシンクラシークレジット・単純接触効果】
まずはそれぞれの意味ですね。
イデオシンクラシークレジットというのは
好きと言う気持ちはお金を貯金するように増えていくという理論です。
つまり「好きの貯蓄」のことですね!
例えマイナスなことがあったとしても、この「好きの貯蓄」があれば、多少のことは許してくれるものなんです。
もし許してくれなかったり、嫌われてしまっているとしたら、それは「好きの貯蓄」がゼロになってしまっている状態ということです。
なので、好きの貯蓄をまた貯め直さないといけないんです!
そこで活用出来るのが単純接触効果です。
これは相手に何度も会っているうちに好感度が上がっていくという心理効果のことを言います。
まさに「好きの貯蓄」が出来るものですね!
その場合、相手とコミュニケーションをとる「時間」よりも「回数」が重要になってくるんです。
例えば月1回丸1日遊ぶよりも、毎日挨拶を交わすだけの方が、好意を持ってもらいやすいんです!
実際に会う事が出来なくても、電話やメール、LINEでも単純接触効果を得ることは出来ます。
・文章なら1通に全て詰め込むよりも、短い文章を何度かに分けて送る
といった方法がありますよ。
こういった単純接触効果を使ってイデオシンクラシークレジットという好きの貯蓄を貯めていけるようにしましょう!
3:引く、焦らす、あえて距離を置く理由
【心理的リアクタンス・ブーメラン効果】
心理的リアクタンスとは反発心や人のあまのじゃくな性質のことを表す心理学用語です。
その中のブーメラン効果というのは、この心理的リアクタンスのマイナスの効果のこと。
つまり、禁止されているとやりたくなったり、駄目と言われると興味を引かれてしまったり、という心理のことなんです!
例えば恋愛で当てはめますと、
「避けられると気になってしまう」
といった気持ちです。
相手に対して「好きだ好きだ」と気持ちを伝え過ぎると、この心理が発揮されて余計に距離を離されてしまうんです。
なので時には、引く、焦らす、あえて距離を置く、といった行動の方が相手から追ってもらえるようになる、ということなんです!
相手が想像もしていない反応や、行動がスパイスとなってこの心理に働きかけ、進展出来るんですね^^
全然状況がかわらない時間が長くなっていたりする場合、こちらを取り入れてみると良いかもしれません。
4:駆け引き上手はこれが出来る!
【ツァイガルニク効果】
達成したものや完結して終わったものより、人間の記憶により残るのは途中だったり、未完成のものだ、という心理です。
漫画でいえばわかりやすいと思います。
完結してしまった作品への興味は薄れていくものですが、未完成で連載中の作品はどんなストーリーになるのか強い興味が惹かれます!
つまり、達成されると緊張感がとけて忘れてしまうんです。
恋愛も同じことがいえて、成就したものよりも、振られた人やうまくいかず失敗していることの方が強く記憶に残るんです。
もしかすると、過去の恋愛はしっかり断捨離して、綺麗サッパリ忘れてしまった方が精神的に 健全かも知れません。
でも人間心理の性質上、 なかなか過去の恋人や振られた記憶などは忘れられないんです。
そう、あなただけではなく、相手も同じ思いが心理学上ではあるんです!
だからこそ、
・返事の頻度にムラを付けていく(新鮮さを出す)
というように、あなたがリードをしていくだけでも、頭の中であなたの事でいっぱいになっていき、気になる存在へと成長をしていくんですね。
少し我慢をすることで、相手の頭の中の住人になれるんです^^
この少しの我慢がこれから先の幸せの種になりますよ!
5:相手との距離を一気に縮められる!
【マズローの欲求の五段階説】
まずこの聞きなれないマズローの欲求の五段階説という言葉について説明しますね。
これは、人間の欲求というのは、
4 承認欲求
3 親和欲求
2 安全欲求
1 生理的欲求
というように5つあり、下から上に向かって満たしていこうとする、という考えなんです。
生理的欲求はそのまま生きるためのものですから、大体の人は満たされているかと思います。
恋人と一緒にいたい、温もりを感じたいというのは、
・褒めて欲しい、評価して欲しい
この欲求によるものなんです!
親和欲求、承認欲求、自己現実欲求と呼ばれるものですね。
そして、拒否されていたり距離が出来ていたりといった関係性になっているのは、
2 安全欲求
これが「もしかしたら満たされなくなるかも知れない」と感じられているからなんです。
特に心に負担がかかったり、身体的に負担になるといったものは、「自分の安全があやうい」と思われてしまうことに繋がるんです。
こうなると、その心はかなり頑なになってしまうんです。
なので、まずこの2つを満たしてあげることが大切です。
・無理をさせないようにする
・多くを求めないようにする
といったことですね。
これが出来ると、かなり距離を縮めることに繋がります!
さらにここから進展させるために、親和欲求、承認欲求、自己現実欲求といったものを満たせるよう
「認めてあげる」
ということが重要になりますよ。
こうして相手の欲求を満たす行動を意識的におこなっていきましょう!
6:連絡やお誘いの成功確率を上げる
【ネガティブフレームとポジティブフレーム】
これは、迷いを感じた時に、人は自分にとって都合がいい話や、ポジティブに思える方を選ぶという傾向のことを言います。
よくこの言葉を説明する際、例に出るものとして
「この薬を飲むと10%の確率で助かります」
こちらが挙げられます。
どちらも同じ意味なんですが、ポジティブに受け取れるか、ネガティブに受け取れるか、かなり違うと思います。
これを応用すると、頼る時に
「これ教えてくれない?」
と聞くよりも、
「これ教えて欲しいな」
このように前向きな言葉の方が快く引き受けてくれやすいですから、連絡の返信の可能性も高まります。
また、お誘いの時にもこれを使って、
「今度会わない?」
ではなく
「今度会おうよ」
と、ポジティブにお誘いした方が、成功率が高まります。
疑問形で自信なさげに誘われるよりも、平常文で呼びかける方が
なんとなく気持ちよくオーケーしてしまう心理が働きますよ。
こうした言葉の違いだけで、返信を求めることやお誘いが簡単になっていきますので、文面を工夫していき、チャンスを増やしていきましょう!
7:まとめ
これまで数々の知識をお伝えしましたが、いかがでしたか?^^
お伝えした知識を状況に合わせ活用をしたり、
新たな知識と組み合わせていくことで、復縁の道がぐっと近くなりますよ!
知識を身につけて、行動一つ一つを復縁につながるような
効果的なものとしていきましょうね!