男性脳と女性脳と言われるように、男性と女性では物事に対する考え方や受け止め方が異なる部分があります。
だからこそ、その違いをそれぞれの性別同士が理解し合えないと、
「相手の気持ちがわからない」
という事態が起きてしまうのですね。
では、男性と女性では、それぞれ別れた後どんな心理になっているのでしょうか?
また、その性別ごとの別れた後の心理を踏まえた復縁方法について、ご紹介していきます。
目次
男性の別れた後の心理と復縁方法
意外と別れを引きずりやすい
特に男性が女性を振った場合、元彼がすごく吹っ切れたように楽しそうに過ごしているように見えたりしますよね。
「男の人が元カノを引きずるなんてことは滅多に無いんじゃないの?」と思うのが女性の本音だと思います。
でも、意外と男性ほど別れを引きずっているという傾向があるんです。
特に元彼がプライドの高い男性ならなおのこと、です。
何故なら、一般的に彼女との別れというのは、男性が求める「成功」とは真逆の結果であるために、成功体験としてうまく昇華させることができずに、わだかまりとして残ってしまうためです。
簡単に言うと、
- 彼女を振った、という事実から自分が恋愛に失敗したという評価を受けると思っている
- 自分が「かわいそうな人」という立場になると思っている
こんな具合です。
勘のいい方なら気付いたかもしれませんが、男性は「元カノ」を引きずるというより「別れ」そのものを引きずっているんです。
いくら元カノに非があったという話で別れたとしても、心のどこかでは自分にも非があったんじゃないかと内心モヤモヤしまうのも原因の一つでしょう。
そのため別れたことに固執し、落ち込んでいる・・・ということも少なくありません。
ただ、やっぱりそれを表に出してしまうと「女々しい」「未練がましい」として自分の評価が下がってしまいそうなので、ひた隠しにします。
だからこそ、わざわざ別れた後に明るく振舞ったり、お友達と遊びに行ってハッチャケたりして、そんな自分の本当の心理に気づかれないようにするのです。
そんな男性との復縁方法としてオススメなのは、まずは時間をあけすぎないスピーディーなアプローチです。
いくら別れを引きずるとはいっても、時間が経てば経つほどに少しずつ、
「もう考えてもどうしようもない」
こんな風に自己完結し、前に進もうと言う意欲が生まれてしまいます。
そうなると彼に新しい彼女が出来たり・・・といった事態になりやすいので、元彼と復縁をしたいのなら出来る限り早めのアプローチが大切になりますよ。
元カノが何をしているのかちょっと気になる
男性は、自分が振られた場合はもちろんのこと、自分が振った立場だとしても元カノのことが気になってしまいます。
前者は未練で、後者は純粋な興味という違いはあるのですが、
- 元カノのSNSを探して覗いてみる
- 元カノに連絡を取ってみる
- 顔を合わせなくてもいい場面でわざわざ顔を合わせ、反応を見る
このような、男性から歩み寄ってくるというのが分かる行動をしてくるようになるのです。
その時の元カノの反応によって、男性は安心をしたり、心配をしたりといろんな気持ちを持つようになります。
久しぶりに連絡を取ってみて、元カノが成長していたり今までになかったような印象を感じれば、興味を刺激されてそのあとも連絡を取りたくなる男性は多いです。
しかし、久しぶりの連絡で特に変化も感じず、自分に未練があるように積極的になる元カノを見たら、それだけで男性は承認欲求を満たされて特に何とも感じないまま終わってしまうでしょう。
ですから、元彼から連絡が来たからと言って、露骨に未練を出してしまわないように気をつけましょう。
いくら男性が女性ほど感情に敏感ではないとはいえ、もともと自分を好いていた女性が、別れた後も気持ちを残しているかどうかというのは流石に分かってしまいますからね。
「元カノのため」という優しさに溢れている
これは簡単にいうと、
- 付き合ったままだとお互いがダメになると思っている
- 別れた方が二人が幸せになると思っている
- 別れたあと、わざと連絡をしないのが元カノのためになると思っている
こういった心理になっている男性もいる、ということです。
例えば、元カノが依存的で彼氏がいないと何も出来ないような人だったり、共依存に陥っていて一緒にいるとグダグダになってしまうような関係だったり、本当に自分のやりたい事が元カノによって制限されてしまっていたり。
こういった時にふと冷静になり、嫌いになったというよりも「一緒にいちゃダメだ」と考えた時、男性は自分ではなく「元カノのため」と思い込むところがあります。
「素っ気なくするのは気まずいからじゃなくて、元カノのためなんだ」
「今はまだ復縁できないから、優しくしないことこそ優しさになる」
このように考え、元カノから連絡が来ても無視をしたり、顔を合わせても素っ気なくしてしまうような行動を起こすようになります。
こういった元彼と復縁をするのであれば、まずはその「一緒にいちゃダメ」と思わせてしまうような原因を払拭する事が何より大切です。
依存的な態度をやめたり、自立したり、一人の大人の女性として立派に生きているところをアピールしましょう。
また、「人のため」と言って行動する人も、結局は「自分のため」の行動になっている事がほとんどです。
人のために動く事で自分を認めてもらいたい、そういった見返りを求める気持ちは必ずどこかにあります。
こういったケースでは、表向きは「元カノのため」「お互いのため」などとしていても、本当は、
- 別れたことを責められたくない
- 気まずさを回避したい
- 元カノからのアプローチを交わす
こういった、彼自身にとってのメリットがあるのです。
ですから、
- 彼の負担にならないような態度で接する
- もし連絡ができても、初めは一往復など必要最小限のやり取りだけで済ませる
- ネガティブな感情を見せない
このようにして少しずつお互いの距離を縮めていきましょう。
別れられてスッキリしている
これまでは元彼にも比較的気持ちが残っていたケースをご紹介しましたが、別れたことでスッキリしていることもあり得ます。
すでに新しい彼女がいたり、別れるかどうかを長い期間悩んでいたりしたら、別れることができてすがすがしい気持ちになっていることでしょう。
ただ、自分で納得して別れたのだとしても元カノを思い出すこともありますし、まったく寂しさなんて感じないと言ったらウソになるでしょう。
こういった男性との復縁では、やっぱり未練を見せずに友達として接するのがいちばんの近道となる方法です。
元彼の方はもう気持ちに整理がついていますから、あなたもそのテンションに合わせないと、どうしても気持ちの温度差があからさまに出てお互いが疲れてしまいます。
元彼が前を向いているのであれば、あなたも自分の趣味や好きなことに打ち込んで前を向いているように見せること。
それをすると「彼に恋人ができてしまいそう」と不安に感じてしまう方も多いでしょう。
かといって、元彼は前を向いているのにあなただけ別れた頃のまま止まっていても、それで元彼の気持ちを引き止めることはできないんです。
それどころか、いつまでも過去に囚われている元カノの態度に辟易してしまい、元彼の方から余計に距離を取ろうとしてしまうことも・・・。
仮に元彼に新しい恋人が出来たのだとしても、あなただけ過去に取り残されて嫌われてしまうのよりはずっと復縁の可能性が高いのです。
復縁のために必要なことだと時には割り切り、勇気を出して行動してみましょう。
女性の別れた後の心理と復縁方法
元彼と過ごした過去の日々に浸っている
よく「女性の恋は上書き保存」と言いますよね。
この言葉を見ると「女性は次の恋が始まればすぐに元彼のことなんて忘れるんだろうな」と思う男性も少なくないと思います。
ですが、その「次の恋」というのはそうそう簡単に訪れるものではありません。
確かに、その気になれば出会いはいくらでもあると思いますが、
- 失恋したてでそんな気になれない
- しばらく恋愛はいいと思っている
- 別れてから元彼の存在の大きさに気づき、元彼以外考えられない
こんな風に思う女性も多いのです。
彼女が振られた立場の場合はもちろんのこと、彼女が彼氏を振ったケースでも、女性はこんな気持ちになる事があります。
だからこそ、元カノとの復縁では、
- 元カノの心理状態に合わせて冷却期間を置く
- 自分の気持ちを押し付けない
- 「元カノはこう思っているだろう」という思い込みをせず柔軟になる
こういった方法、心持ちがポイントとなります。
「自分の気持ちを分かってほしい」と願う気持ち
女性は、別れる前ではなく別れた後も、
と思う傾向があります。
どちらかというと、別れた後の心理としては「どうせ私の気持ちなんて誰も分かってくれない」と少しヤケになった心理と言った方が正しいかもしれませんね。
彼女が振った側にせよ、振られた側にせよ、女性というのは男性よりも被害者意識が強い傾向がありますから、どうしても「別れ」という事実に対して、悲劇のヒロインになろうとする気持ちが働いてしまうのです。
そんな元カノと復縁を目指すのであれば、元カノへの理解をしっかり示しましょう。
具体的には、まず別れた原因の分析から始めるのが良いでしょう。
お別れ直後、意外と怠ってしまいがちなのがこの「別れた原因の分析」です。
「元カノとの約束を守れなかったので振られてしまった」
といった「事実としての別れの原因」はすぐに思いつくと思いますので、次は「その原因を受けて、当時元カノはどんな気持ちになったのだろう?」と考えてみてください。
例えば、「依存」が原因で別れてしまったのであれば、彼女はあなたに対し
「時間を拘束されて何にも出来ないな」
「自分の自由がなくなっていく」
「甘えられない」
このような思いを抱えていたかもしれません。
そしてここで反省するだけで終わらせるのではなく、改善に向けて動き、元カノの気持ちを理解したことをアピールしていきましょう。
先ほどの例であれば、
- 元カノが頼れるような得意分野を作る
- 自分の時間を充実させ、寂しい時でも元カノ以外で時間を潰せるようにする
こんな風にしていくと良いですね。
その状態で元カノにアピールしていけば、さりげない振る舞いや反応から、元カノもあなたの変化に気づいてくれることでしょう。
その変化はメールやLINEだけでなく、会って伝えたりSNSでさりげなく書いたりするなど伝え方は様々ありますので、元カノとの関係性を見ながら無理のないアプローチ方法を選びましょう。
元彼に執着してしまう
男性が「別れ」を引きずるタイプであるのと対照的で、女性は別れそのものよりも「元彼」に執着しやすい傾向があります。
ですので、特に依存的なところがある女性は、
「私のことをどう思っているのかな」
というように、別れそのものよりも彼の近況を気にしてしまうのです。
ちなみに、これは未練があってもなくても、同様に思う気持ちがあるので覚えておいてくださいね。
元カノがこの心理でいる場合、復縁をするためには、積極的なアプローチが何より重要です。
あまりにしつこいのは元カノにとって迷惑になってしまうこともありますので、もちろん加減は必要でしょう。
しかし、女性には受け身な人も多いので、男性側が消極的になりすぎると話がまったく進みません。
もしあなたが原因で別れてしまったのであれば感謝と謝罪の連絡をする。
どちらとも言えない理由で別れてしまったのであれば、それとなく近況報告の連絡を入れるなどをして、まずはあなたが彼女に対して心を開いてあげましょう。
人の気持ちは見えないものだからこそ・・・
人の気持ち、心理というのははっきりと目には見えないものです。
だからこそ、別れた相手が別れた後にどう過ごしているか、どんな態度で接してくるかといった、お相手の様子を見てみないことには正しく心理分析をする事ができません。
ですので、どんなケースでもまずはお相手の様子をチェックするというのが、どんなケースにも共通する復縁方法と言えます。
お相手の様子を知る方法は直接の連絡をした時の対応であったり、SNSでどんなことを書いているか?といったところからも判断できますので、いろんな角度からお相手の心理をチェックしてみましょう。
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