復縁と言うと「ヨリを戻す」という印象があり、元に戻ることを想定しがちだと思います。
ただ、実際は「新しいあなたにもう一度恋をしてもらう」ということが必要になるのです。
つまりは、再びカレに恋愛感情を持ってもらうということ。
そのためには、ただ「復縁したい!」という気持ちをアピールするだけでは叶いません。
もちろん、初めて付き合うときのようなアプローチと全く同じことをすれば、また元彼に恋愛感情を持ってもらえるとは限りませんから、復縁に特化したアピールが必要です。
例えば、別れてしまった相手と簡単にデートをしようとは思いませんよね。
ですので、普通の恋愛にありがちな「会ってアプローチ」というのは二の次になってきます。
まず大事なのは、メールやLINEといった連絡で恋愛感情を持ってもらうことです。
今回は、その方法についてご紹介します。
目次
上手に甘える
男性に恋愛感情を持ってもらうためには、「上手に甘える」というテクニックがとても友好的です。
男性は
- 自分より弱い女性
- 自分を頼ってくれる女性
このような女性に対して「守ろう」「手を差し伸べてあげたい」と思う気持ちがあります。
承認欲求、自己顕示欲といった「人に認めてもらいたい欲求」が女性より強いものですから、自分が得意なことや詳しいことについては特に積極的に面倒を見ようとします。
彼に頼り、面倒を見てもらう、これを繰り返すと自然にカレとの接点や連絡の回数が増えるもの。
関わる回数が増えれば、自然の摂理で当然仲良くなるものですよね。
そこで、元彼に上手に甘えてみましょう。
元カレへの甘え方のコツとしては、「~してほしい」と依頼するのではなく、
「~してくれると助かるよ」
と自分の気持ちをプラスすることにあります。
人は、自分がしたことによって相手がどんな気持ちになるか知りたいものです。
つまり、自分の行動の結果、相手がポジティブな気持ちになることがわかると、その後もすすんでその行動をとってくれやすくなります。
「質問されたことに親切に答えたのにロクにお礼も言われなかった」と言う結果より、「質問されたことに親切に答えたら喜ばれた」なら当然後者の方が印象がいいですし、
と思うものです。
なので、彼へ甘えるときは「~してくれると、私がこんな気持ちになるよ」という伝えかたを意識してみましょう。
逆に彼に何かをしてほしくないときは、
「~だとショックかも」
と伝えると、カレにも可愛らしくうつりますよ。
また、彼にお願い事をするときは、彼が「いいよ」と言いやすいカンタンなお願いから始めるのもコツです。
これは、『フット・インザ・ドア』という心理学のテクニックの一つで、相手が「イエス」といいやすい小さなお願い事から始めると、自分の願いを聞き入れてもらいやすくなるというものです。
例えば、
「ちょっと用事が入っちゃったからまた○時間後にメールしてもいい?」
といったような、本当に簡単なお願い事に留めておきましょう。
女性らしいメール
意外と男性は女性に対して夢見がちです。
よく、
「女の子はいつもいいにおいがする」
といった、女性に対しての思い込みや願望がありますが、これこそまさに現実的ではない、女性に対しての”夢”と言えるでしょう。
その延長線上にあるのですが、やっぱり男性の中での理想的な女性と言うのは汚い言葉遣いをしません。
例えば、
- 「すげえ」⇒「すごい」
- 「マジで」⇒「本当に」
- 「ダリぃ」⇒「面倒くさい」
- 「やべぇ」⇒「すごいね」
など、普段の生活でふと出てしまいそうな言葉を意識して言い換えていきましょう。
些細なことに感じるかもしれませんが、意外と男性は「女の子らしい女性」に弱いものですので、かなり効果的な部分です。
また、文頭に「ねえねえ」など、女性らしい言葉を付け加えると、より可愛らしく見えます。
これは文章が柔らかい印象になり、甘えているようにも見える効果がありますよ。
「元彼に甘えるなんて苦手」と思う人はぜひ試してみてください。
絵文字、スタンプを使う
メールで恋愛感情を抱かせたいのなら言葉遣いも重要ですが、絵文字やスタンプで言葉以外の女性らしさのアピールも必要です。
なにげない会話でも、「そうなんだ♪」「わかったよ☆」など、語尾に楽しくなる絵文字を選んでみましょう。
伝わる言葉の印象もポジティブなものになりますし、彼に「可愛いな、女の子らしいな」と思ってもらいやすくなります。
女性らしさ、可愛らしさの代表と言えばハートマークだと思います。
ですが、やっぱり復縁においてはメール全部にハートマークをつけたりするのはやりすぎです。
あまり多用しすぎると、「この娘、ハートマーク付けるのがクセなのかな?」「誰にでもハートマーク送ってるのかな?」と誤解をされますし、何より未練が強く元彼に伝わってしまう恐れがあります。
好き好きアピールは安売りしてはいけません。
元カレのマネをしてみる
気持ちや行動に同一性が見られること、これを心理学の用語で『シンクロニー』と言います。
例えば、
- 「食事にしようか」というタイミングがほぼ一緒
- 食べたいものや行きたいレストランが合致している
- 同じような言葉遣いをする
- 何かを見ての感想が一緒
このような反応がシンクロニーといえるものの代表です。
このシンクロニーを高めることで、再びカレに恋愛感情を持ってもらいやすくなります。
女性ももちろんですが、男性の恋愛心理においても「同じ行動・感情の動き方をする=相性がいい」という思いが生まれてくるもの。
特にメールではお互いのやり取りが文章で残るわけですから、会ってシンクロニーを感じるよりもメールでシンクロニーを感じた方が印象に残りやすいのです。
さて、そのメールでシンクロニーを感じる方法ですが、それはカレの言動を真似することです。
具体的には、
- カレ独特の言葉遣いを真似る
- 食事や寝るタイミングを合わせる
- 元彼がこれから仕様と思っていたことを「私もちょうどしようと思ってた」という
このような感じになります。
「彼だったらどう考えるかな」
という風に想像をしながら、先回りをしてメールに盛り込んでいきましょう。
ただし注意したいのが、あまりに真似をしすぎて彼のコピーになってしまわないことです。
シンクロニーを高めようとしすぎて、「自分」をなくしてしまって主体性のない連絡をしてしまっては意味がありません。
ですから、いかに自然に「偶然元カレと一緒だった!」という様子をアピールできるかが肝心になるでしょう。
ぜひ試してみて下さいね。
未練を伝えないように彼を褒める
彼に「カッコイイ」「こういうところがやっぱり好きだな」と感じても、未練が伝わりそうで伝えにくいのが現状ではないでしょうか。
そんな時は、言い方を変えながら伝えていきましょう。
例えば、「こういうところが好き」という言葉でも、
こんな風に「好き」と言う言葉を使わずに言い換えてしまえば彼に未練が伝わることがありません。
また、「返事が早いのさすがだね!」「カッコイイね!」などと漠然とした褒め言葉は効果がありませんので避けましょう。
むしろ『とりあえず褒めておけ』感が出てしまってわざとらしくなってしまいます。
ですので、
「○○君さすが□□やってただけあるね!
ネットで調べても出てこない情報だったから助かるよ」
など、より具体的に彼のことを褒めるようにすると効果的です。
メールのメリットは、送る前に文章を推敲できることだと思います。
そのメリットを存分に使い、未練を伝えないよう上手に彼を褒めるテクニックを手に入れましょう。
適度な回数も大事
元彼にメールをするのは怖いと思いますが、やっぱり適度な回数の連絡は必要です。
あまりに連絡しすぎないでいるのは元彼にあなたを印象付けられませんし、頻繁すぎるメールはただの迷惑になって恋愛感情を持ってモラウどころではなくなってしまいます。
まずは週に1回メールをするところからはじめ、
- 即レスが返ってくる
- 絵文字やスタンプなど、友だちのように明るい返事がある
- 冗談やおふざけもある
このような返事があるようであれば、週に2~3回とメールの回数を増やしていきましょう。
逆にまだぎこちなかったり返事が遅い、もしくは返事がないような場合には、2週間に1回など、少し回数を減らしてからまた試していくのが鉄則です。
どちらかと言えばメールは多すぎるよりも少ない方が恋愛感情を持たれやすいですから、元カレの反応が曖昧で「増やすべきか減らすべきか」と悩む場合には、現状維持のメールのペースか減らす方向で考えましょう。
続いて、その理由と効果についてご紹介しますね。
単純接触効果
これは単純に、接触する時間を長くするよりも、接触する回数さえ増やしていけば、それに比例して相手に対して親近感が湧き、好意を持つという法則です。
つまりは1回メールをして長々とやり取りを続けるよりも、やり取りは短くても何度かメールした方が相手に恋愛感情を持たせやすいという効果があるということですね。
最初は単なる知り合いでも、毎日顔を合わせていると次第にお互いの緊張感がほぐれていき、親密な関係になれるという心の移り変わりを法則化しています。
最初はどんなに楽しいことでも、長く続けていくとその内ダレてしまいますよね。
メールもそれと同じで、長く続けば続くほ度返事が面倒になったり、あなたからのメールに希少性を感じなくなったりして、元カレの気分も盛り下がってしまうのです。
逆にやり取りは短くてもコンスタントに連絡していた相手から急に連絡が来なくなったりすると、無償にその人とのメールが恋しくなったりすることもあると思います。
メールで愚痴や悩み相談をする
元カレから相談を受けたり、あなた自身が相談をすることでも復活愛のきっかけになります。
元カレから相談をもらう場合には、ただ話を聞いてアドバイスをするだけではなくて、その後の報告もお願いして連絡の回数を増やすようにしましょう。
また、
- 相談内容に出てくる人物を悪く言わない
- 平和的な解決策を一緒に考える
- 汚い言葉を使わない
- 最終的にはポジティブな結論に落ち着かせる
といったさりげない部分も意識してください。
こういったさりげない部分であなたの優しさが相手に伝わっていきます。
逆にあなたが相談をする場合には、必ず
と元カレを立てるように感謝を伝えましょう。
これが出来ると元カレも気分が良いですから、今後も積極的にあなたの力になってくれます。
会えなくても恋愛感情を抱かせることは出来る
元カレと会えない・・・というのは復縁においても悩みやすい部分の一つだと思います。
もちろん会えばその分あなたの魅力も伝えやすいものですが、仮に会えず、メールしかできなくても、今回ご紹介したようなアプローチをしていけば元彼に恋愛感情を抱かせることは十分に可能です。
大切なのは、ちょっとだけ試して効果が出ないからと簡単にあきらめないこと。
ダイエットも勉強でも、何事も続けることで効果が出てきます。
人の気持ちが変わるのにもどうしても時間は必要ですから、元カレとのメールを楽しみながらじっくり仲を深め、恋愛感情を持ってもらえるように働きかけましょう。
https://japan-fukuen.com/mail-line/520