あなたはパートナーとは仲のいい方ですか?
最近、ご相談を受けていても
「よく衝突するし、愛されてないのかなあ」
とお悩みの方が多いんです。
大好きなパートナーだからこそ、喧嘩が多いと不安も不満もたまって大変ですよね。
本当に性格が合わないのなら離れればいいのかもしれませんが、簡単にそんなことはできませんし、何か解決できる手段があるのならまずは試してみたいと思うはずです。
喧嘩が多いというのは何となく「合わない」と思ってしまいがちですが、実はそれは間違いなことがほとんどと言われています。
仲良くなるためのちょっとしたルールがあって、それを実践していくことで一気に関係が良くなることも多いんですよ。
そこで今回は、ケンカの多いカップルや夫婦が、ラブラブカップルや仲良し夫婦になる12のルールをご紹介します。
目次
愛される、愛すよりも信頼される、信頼することを考える
もっとラブラブになりたい、仲良くなりたいと考えた時に、
と思う人は多いと思います。
ですので、ラブラブになりたいと思う人の中には「自分は相手に愛されていない」と不安になってしまう人も多いのでしょう。
しかし、実際に仲の良いカップル、ラブラブな夫婦というのはそこまで「愛し愛されること」を意識していないのです。
それよりも重要視しているのは「信頼し、信頼されている」という点です。
極端な例で言えば、愛はお金でも買えることが出来てしまいます。
お金に余裕のある人が多くの異性を囲っていたり、お金の匂いに釣られて異性に擦り寄る人というのはたくさんいます。
ですが信頼はどうやってもお金で買うことができません。
もちろんカップルや夫婦の間を取り持っているのは愛ですが、それはどちらかといえば信頼という要素が強い愛ではないかと思います。
だからこそ本当に仲の良いカップルや夫婦は喧嘩もせず仲良くいられるのです。
本当の意味で仲良くなりたいのなら、まずはあなたがお相手を信頼してあげること。
そして、同じようにお相手に信頼されるように接していきましょう。
相手が悪いと決め付けない
喧嘩というものは大抵の場合、どちらも悪いことがほとんどです。
車と人の事故のように1から10まで、全て相手だけが悪いということはほとんどありません。
たとえ喧嘩の原因が勘違いだとしても、「した方」も悪ければ「させた方」も悪いのです。
あなたにも喧嘩に至るまでの経緯で悪かった点が必ずあるはずなので、最初からお相手が悪いと自分の正当性ばかりを主張してはいけませんよ。
普段から何事にも責任は二人にあるという考えを持ち、どちらかに負担をかけないようにしましょう。
意地を張らない
意地を張っても一つもいいことはありません。
謝るべきことは素直に謝る、喧嘩が終わったら態度を切り替える。
基本的なことかもしれませんが、パートナーとうまくいかない人というのはこの基本が出来ていないことが多いのです。
相手に意地を張られれば、それが意地を張っていることだとは割りと簡単に気付きますし、「幼稚だなあ」なんて呆れてしまいますよね。
そんな風にあなたのお相手にも思わせていてはいつまでも仲良くなることは出来ません。
人は大人になればなるほど素直さを忘れて意地を張るようになってしまいます。
一人の時間を大事にする
この記事をご覧のあなたは、きっとお相手のことが心の底から大好きなんだと思います。
だからこそ常にお相手とはずっと一緒にいたいと思うことでしょう。
ですが、喧嘩を繰り返してしまうカップル、夫婦こそ、それぞれ一人の時間を大事にすることがラブラブになるための秘訣だったりします。
もちろん、あなたがひとりになる時間も必要ですし、お相手が一人になれる時間を尊重してあげることも大事なのです。
一人の時間を大事にしていると、お相手と一緒に過ごす時間の「特別感」が増します。
四六時中一緒にいるときよりもお互いのことを大事にしようと思えるようになるのです。
喧嘩になったら怒らない
喧嘩になりそうなとき、
「マジでむかつく!!」
と怒りの感情をあらわにしてしまってはいませんか?
喧嘩ですから怒ってしまうのはよく分かるのですが、これではラブラブや仲良しになるのはちょっと物足りません。
怒りの感情を向けられたら、特に男性は反発しようとしてきますし、女性の場合はおびえてしまってポジティブな感情を持てなくなってしまいます。
ですから、喧嘩になったら怒らないようにしてください。
とはいっても、喧嘩になってもニコニコしているべきだと言うわけではありません。
怒るよりも「悲しい」という気持ちを表現すればいいんです。
例えば、
「分かってもらえなくて悲しい・・・」
「喧嘩になってしまって悲しい」
こうして悲しい気持ちを表現されれば、お相手もこれ以上怒れなくなってしまいます。
ただ、あまりにも悲しい悲しいばかりだと、
「メンヘラ」
「話にならない」
「ウザイ」
などと余計な印象を与えてしまいますので、ほどほどにしておきましょうね。
女性らしさ、男性らしさを忘れない
付き合いたてのころはデートに気合いが入り、デートプランやファッションにもこだわったりしたことでしょう。
でも、付き合いが長くなれば長くなるほど、気が抜けてしまい気合いが減っていくものです。
「素の自分を出せる」と言えば聞こえはいいですが、あなたがそれをすると当然お相手もあなたに対して素で接し、異性としての思いやりを忘れやすくなってしまうのです。
その結果、自分の言うことを聞かないと怒る、思い通りにならないとイライラして喧嘩をふっかけてくるといったことになりやすくなります。
周りにパートナー自慢をする
「第三者の話」というのはとても信憑性があるものです。
例えば自分がいいなと思った商品を見かけたとして、一番参考になるのは実際に遣ったことのある第三者の意見ですよね。
そこで、あなたが彼氏、旦那さんに夢中で、いかに自分のパートナーがステキなのかということを周りに話してみましょう。
ここでポイントとなるのは、あなたがお相手自慢をしたという事実が、お相手にきちんと伝わるかどうかということ。
例えば共通のご友人に話してみたり、カップルなら恋人も見るであろうSNS、夫婦ならご近所の方に話してみるというのもお勧めです。
パートナーからすれば、自分の恋人・配偶者が自分のことを周りに言えるくらい褒めてくれていると知ればとても嬉しい気持ちになります。
相手の日常をイメージする
一緒にいるパートナーの日常って普段から意識して考えたことはありましたか?
同棲をしていてもそれぞれ別のことをしているときに、
とか、
「最近の忙しいって言ってたし、お昼もゆっくり出来てないんじゃないかな」
普通のことかもしれませんが、こういう想像をお互いにすることで、パートナーとの仲はうんと良くなったりします。
なぜかというと、こうして相手のことを考えていると、
「最近は余裕がありそうだから遊びにでも誘ってみようかな」
と、お相手に無理をさせずにお互いが楽しめる行動が起こせるようになるためです。
また、お相手からすれば、疲れて帰って来た日に優しくされたり、好きな食べ物が用意されていたりすれば、
と感じ、あなたへの感謝の気持ちや優しくしようと思う気持ちが生まれます。
気持ちが通じ合うというのは、たとえばこういう努力があってこそなんですね。
パートナーと仲良くなるためには、片方だけが歩み寄ろうとしても実現しません。
価値観や性格の違いを受け入れる
恋人でも夫婦でも、もともとは生まれ育った環境が全く違う他人なわけです。
ですので、性格も価値観も違うところがあって当然なはずですよね。
ただ、それに反発したり、自分の価値観や性格に合わせようと相手に求めてしまうからこそ喧嘩になってしまいます。
ですので、違う部分を、「自分に合わせよう」とさえしなければ、自然と喧嘩はなくなるはずなんです。
「自分こうだけど、この人はこうなんだな」
「あぁ、こういう考えもあるんだな」
と、それぞれが別の考え方を持っていることを受け入れてしまいましょう。
もちろん、相手にあなたの価値観を押し付けてはいけないのと同様に、あなたもお相手の価値観を無理にあわせようとしてはいけません。
それはただの我慢であって、言ってしまえばあなたがあなた自身であなたの人生を否定することになってしまいます。
我慢は一見お相手との仲を悪くしないために頑張るという美徳のように感じるかもしれませんが、実はそうではありません。
違いがあって面白い、余裕を持って違いを受け入れてあげましょう。
過ぎたことは引きずらない
喧嘩が多いカップルや夫婦というのは、一度終わった話を蒸し返して喧嘩をしてしまうことがとても多いのです。
終わった話をいつまでも引きずっていると、いつまでも過去の禍根に囚われて新しく見えるはずの良い所や新しい情報が入ってきません。
せっかくどちらかが歩み寄って喧嘩をなくそうとしていても、もう片方が
「前もそうだったけどこういうところが本当に嫌だ」
なんて思っていては、過去の話を引き合いに出された方も売り言葉に買い言葉で昔の話を引っ張り出してきてしまい、喧嘩がエスカレートしてしまいます。
終わったことは終わったこととして、きちんと自分の中で消化をしましょう。
逆にお相手が過ぎたことを引っ張り出してくるような人でも、それに乗っかってしまってはいけません。
でも今は別の話じゃないかな」
と冷静に話を戻しましょう。
過去の話をしていたって、過去が変えられるわけではありません。
過去の話が話題に出るようなことをするのは、以前トラブルになったことを繰り返してしまったときだと思います。
適度なスキンシップ
ラブラブカップルや仲の良い夫婦が欠かさず行っているのがスキンシップです。
とは言え、公共の場でベタベタお互いを触りあったり、常に体に触れているような極端なスキンシップではありません。
ラブラブな人たちがしているスキンシップというのは、
- 腕を組む
- 手を繋ぐ
- ゴミがついていたら取ってあげる
このようなさりげないスキンシップです。
目に見えてラブラブと分かるような露骨なスキンシップよりも、こういった信頼関係の必要なさりげないスキンシップの方がラブラブになれるというのは意外かもしれませんね。
実は、こういったさりげないスキンシップはお互いの信頼関係がないと出来ません。
極端な例で言えば、手を繋いだり腕を組んだりというのは周りの人から見れば
と公言しているようなものですから、お相手があなたを唯一無二のパートナーだと認めていないとできないことなのです。
気持ちを言葉に出す
最近、パートナーに気持ちを言葉にして伝えたことがありますか?
「愛してる」
「いつもありがとう」
「信頼してるよ」
このような気持ちを言葉に出すのがラブラブになるのにはとても大切なんです。
心ではいつも思っていても、口にするというのは気恥ずかしいものですよね。
でも、世の中には言わないと伝わらないこともあります。
逆の立場で考えてみましょう。
パートナーと喧嘩ばかりでなんだかうまくいかない、相手が自分のことをどう思ってくれてるのか分からない・・・。
こんな風に思うのも、お相手が気持ちを口にしてくれていないからじゃないでしょうか?
もし喧嘩ばかりでも、すれ違いが続いていても、
「いつも素直になれないけど大好きだよ」
こうしてハッキリ気持ちを口にしてもらえたらとっても安心できると思います。
もしかしたら、あなたのお相手も同じように思っているかもしれません。
ネガティブな言葉は口に出せば出すほど相手の気分も落ち込ませてしまいますが、ポジティブな言葉は口に出すことでお互いが幸せになれる効果があるんです。
何も毎日口癖のように気持ちを口にしろとは言いません。
さいごに
ラブラブカップル、仲良し夫婦になるために共通して言えることは、相手を尊重してあげることです。
自分は楽しくなるように、幸せになれるようにという視点ではなく、
「相手は何を求めているのか」
を考えて行動に移していけば、間違いなく周りに羨まれるような幸せな二人になれるはずですよ。