一昔前までは、出会い系サイトというものは非常に危険なものとして見られていることが多かったように思います。
もちろん今でも100%危険じゃないかと言えばそうとは言い切れませんが、そんなのは出会い系サイトに限らず、どんな出会いでも同じことが言えますよね。
家にいたままでも、どこかにお出かけした先でも手軽に出会いを探すことができる出会い系サイトやアプリ。
趣味の合う人や希望の条件に合った人に限定して探すことができたり、初めから恋人狙いではなく友達として出会いを求めることができるというのもとても魅力的ですよね。
スマホも普及し、今の時代に一番合った出会い方なんじゃないかなと思います。
それだけに、私へのご相談の中でもこういった出会い系サイトやアプリで知り合った方との復縁のご相談はとても多いです。
そこで今回は、出会い系サイトやアプリで出会った元彼との復縁についてご紹介します。
目次
まずは別れの原因を調べる
お別れ直後、意外と怠ってしまいがちなのが、「別れた原因の分析」と、「改善のための努力のアピール」です。
元彼にとって、いつからあなたの何が嫌になってしまったのか、どうしたら改善出来るのかを冷静に考えましょう。
例えば、依存が原因で別れてしまったのであれば、元彼はあなたに対して、
- 自分の自由がなくなっていく
- 甘えられない
こんなマイナスイメージを抱えている可能性があります。
また、お互いの恋愛観の違いが原因で別れたのであれば、
- 譲歩をしてくれない頑固な人だ
- 元々の価値観が違う
こんな風に思われていると考えられますよね。
ここで反省するのは素敵ですが、それだけではなく、復縁をしたいのなら「改善」に動きそれをアピールしていきましょう。
先ほどの「依存」が原因の別れの場合は、元彼があなたにどんなイメージを持っているかを考えた上で、
- 彼に依存しなくていいように熱中出来るものを見つける
- 自分に依存的な部分があるということを自覚し、「治す!」とSNSなどで公言する
こういった行動を見せるだけでも随分元彼の印象は変わってきます。
特に出会い系サイトなどで知り合った場合ですと、「職場が一緒」「いつもいこ店が同じ」というケースはほぼ無く、別れた後には連絡だけでようやく繋がりが持てているような状況になっていることも多いはずです。
ですから、「会って見てもらえれば分かる」ということでも、こういったケースでは自分からアピールをしていかなければ元彼には伝わらないのです。
最近ではアプリやサイトとFacebookなどのSNSが連動していることもありますし、LINEでの繋がりがあるようなら、タイムラインなどといった手段を使ってでも積極的に改善していく姿をアピールしましょう。
元彼の傾向を掴む
何事も、解決するには敵を知ることです。
実は出会い系サイトやアプリを使っての出会いを求める人にはいくつかの傾向があります。
全ての方がそれらの傾向に当てはまるとは言えませんが、もしあなたの元彼に当てはまることがあるようでしたらぜひ参考にしてみてくださいね。
対人コミュニケーションが苦手で、比較的ライトな関係を好む
出会い系サイトでの出会いを求める人は、
- 実は人と向き合うのが苦手
- 嫌なことがあったら、向き合って解決するよりも適当に解決して終わらせたい
- 異性の心理に理解を示すのが苦手である
- 恋愛にトラウマがある
- 本気で恋愛をしたいけど、怖いというジレンマを抱えている
このような、ちょっとコミュニケーションが苦手な人が多い傾向があります。
そのため、人と深く関わったり誰かを強く想うことに若干の抵抗を持っていて、本心では深い恋愛をしたいのに、どうしても恐怖心からライトな関係を好むようになります。
こういった傾向のある方は本当は人一倍愛されたいし愛したい願望を持っているのですが、自分のコミュニケーション力に自信がないために、相手に積極的になられるとそれに対応しきれずに拒絶しようとしてしまいます。
彼にしつこくすがりついて、連絡先を変えられてしまったり、音信不通になってしまうと、次の手が打てなくなってしまいますから、
- 返事がないのに何度も連絡しない
- 元彼に向かって感情的にならない
- 元彼を脅したり、困らせるようなことを言わない
- 無理に会おうとしない
このように露骨な積極性は隠してアプローチをしていきましょう。
かなりマイペース
恋人が欲しい気分じゃない時に限って、あまり好みじゃないタイプの人にアプローチされる・・・なんて経験はありませんでしたか?
自分自身が恋愛モードになっていないのに、恋愛モード全開の方にアプローチされるというのもなかなかストレスになりやすいものです。
しかし、こういった出会い系サイトやアプリを使うメリットとして、自分が出会いが欲しいなと思った時に相手を探すことができるという点もありますよね。
つまり、ネット上で出会いを探す人の場合「かなりのマイペースである」ということも傾向の一つだと言えます。
自分が恋愛モードになっていなければサイトやアプリを使わなければいい。
恋愛モードに入ったり、なんだか寂しいなと思うようになったらまた手元のスマホで出会いを探せばいい、といった具合に、とても効率的かつ自分の気分に従順に出会いのチャンスをコントロールします。
元彼は、初めはすごくあなたに対して積極的だったのに、一緒にいる時間が長くなるにつれて対応が雑になったりしていませんでしたか?
また、すごくたくさん構ってくれる日と、「構って」と甘えているのに全く相手にしてくれないなんて日もあったのではないでしょうか。
もし当てはまるようであれば、あなたの元彼はこの「マイペースである」という傾向にバッチリ当てはまると言えるでしょう。
マイペースな方に対しては、基本的にその人のペースを崩させないようにアプローチするのがポイントです。
例えば、
- 寝ているであろう時間に連絡をしない
- 元彼が「今日は〇〇をする」と決めている日にデートのお誘いをしない
- メールやLINEのレスポンスについても、彼に合わせる
このような元彼のペースを尊重する姿勢が大切になります。
理想が強い
ごく一般的な出会いに比べ、様々な条件を指定して出会う人を選べるのも出会い系サイトやアプリの特徴です。
そんな特徴を生かせるのは、恋愛や他人に対する理想がとても強い人だからこそ。
元彼も、もしかしたら「自分のしたい恋愛はこうだ!」「彼女にはこうであって欲しい!」という理想やこだわりが非常に強い面があるかもしれません。
例えば「毎日電話するカップルでいたい」「そんなにたくさんデートしなくても、お互い信頼しあえる関係になりたい」「趣味を共有できる彼女がいい」などなど、その理想はその人にとって様々です。
なんだか前向きな夢を持っている人のようで心強く見えますよね。
「私もそんな恋愛がしたい!」と思わず彼の理想に寄り添っていたということもあったかもしれません。
しかし、いざ付き合ってみると、付き合っていくうちに自分の理想通りにいかない関係性になっていたり、慣れや信頼から当初の理想とは離れた振る舞いをお互いがするようになることもあるでしょう。
そんな時、恋愛や他人に対する理想やこだわりが強い人は、自分の思う通りにいかないことでイライラしてしまいます。
初めのうちは元彼も自分から理想に近づけるように努力をしていたかもしれませんが、それでも思い通りにいかないのなら「いっそ諦めた方が気が楽」と考えてしまうのです。
ですから、元彼がこだわりの強いタイプの人であるのなら、
- 元彼の理想をよく知る
- 元彼の理想を叶えられるように自分磨きをしたり、自分の意識改革をする
この2点を必ず行いましょう。
お相手の本気度を知る
マッチングアプリを使うからと言って誰もが本気で出会いを探しているとは限りません。
ですので、復縁したいお相手があなたの復縁を受け入れてくれるくらい恋愛モードになっているかどうかも重要なポイントになります。
一番お相手の本気度がわかりやすいのが、有料のサイトを使っているかどうか。
無料のマッチングアプリを使っている場合は、あまり恋愛や結婚に本気じゃなかったり、体だけの出会いを探している人が多いのが現状です。
対してpairsやOmiaiのような有料のアプリを使っている場合は、お金を使うほど本気で恋愛できる相手を探していると判断できます。
お相手が気軽な恋愛を求めているのであれば、当然復縁を目指すに当たってもあまり重い印象を与えてしまってはいけませんし、お相手が本気の恋愛をしたがっているのであれば、復縁を目指すにあたっても結婚をイメージできるようなアプローチが必要です。
このように、お相手のテンションに応じてアプローチの方向性を変えていくのが復縁の基本になります。
冷却期間を取る
出会い系サイトやアプリで出会った相手と別れたなら、冷却期間はとても有効な手段の一つです。
冷却期間そのものが復縁に有効なのはとても有名なお話ですが、特にこうしたサイト上での出会いの場合、初めから「会う」よりも「連絡し合う」ということをしてきていますから、ついふとした瞬間に気軽に連絡を入れてしまおうとするのです。
しかし、そんなあなたの一方的な思いのままに連絡をし続けてしまうと、
- 新鮮さが薄れてしまう
- あなたから連絡が来ることに恐怖を感じてしまう
- 強引だと思われてしまう
このような避けたい思いを芽生えさせてしまうと同時に、自分の都合だけで連絡してくるように見えてしまいます。
もともと、アプリでコミュニケーションを取っている間は、メールやLINEでの連絡がメインだったと思います。
常にお相手にとって連絡が来るのは「当たり前」のことであり、これを続けてしまうとマンネリ感を与えてしまうのです。
だからこそ、あえてお相手への連絡は少しの期間控えることで、本当に別れてしまったんだという寂しさや、元彼の方から「連絡してやろうかな」という気持ちを呼び起こさせましょう。
もし喧嘩別れをしているのであれば、この冷却期間はお互いが頭を冷やすのにもとても有効ですよ。
絶対に個人的な連絡先は死守する
元彼との復縁において、電話番号、メールアドレス、LINE IDといった個人的な連絡先は絶対に死守してください。
「彼と知り合ったサイトでダイレクトメールを送ることしかできません・・・」という状況になってしまうと、どうしてもコンスタントに連絡が取りづらく、元彼との接点がいつなくなってもおかしくない非常に危険な状態になってしまいます。
ただし、すでに個人的な連絡先が分からない、ブロックされてしまったというようであれば、もちろんサイト上の連絡でも構いません。
その場合は、サイト上の連絡もブロックされてしまわないように、元彼への態度などには細心の注意を払いましょう。
復縁を目指すにあたって、当然お相手との接点は多ければ多いほどチャンスが多くなります。
メールしかできない相手より電話もできる相手。
連絡だけで済ましてしまう関係よりも、直接会えるような関係の方が親密度が上がっていくのはわかりますよね。
ですから、今残されている接点は必ず守り、これからの復縁活動の中でさらに接点を増やしていけるように距離を縮めていきましょう。
そのためには、
- 元彼に興味を持ってもらう
- 元彼にとって「一緒にいると(連絡を取り合っていると)楽しい」と思ってもらう
こういった心境の変化を元彼に起こすことが肝心です。
そこで、
- 質問形式での連絡をする
- 元彼が詳しい趣味の話などをする
- その答えや説明の仕方を賞賛する
- 根拠をつけて元彼を褒める
- 未練を伝えない
- 元彼の近況や気持ちを詮索しない
というようなコミュニケーションを行なっていきましょう。
ネットだけで済まないのが人の心
ネット上では顔も見えない出会い・・・というのは昔の話。
今は自分の顔をネット上にあげるのも当たり前になりましたし、以前よりもネット上だけで情報がたくさん集まるようになりましたね。
ですが、やっぱりそれだけで埋められないのが人の心です。
あなたも早く彼に会いたいでしょうし、以前のように横で一緒に笑い会いたいですよね。
でも安心してください、あなただけでなく、元彼もそうしてネット上だけでは飽き足らず、人肌を求めるようになる時が必ず来ます。
そんな時に元彼の一番そばにいるのがあなたでありますように、今この瞬間の復縁活動に全力を注ぎましょう。
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