「心理学を応用」「復縁テクニック」と聞くと、なんだか専門的で、実践するにも知識が必要そうな・・・なんて難しい印象を持ってしまうかもしれませんね。
でも、安心してください。
今回ご紹介するのはどんな人でも「そんなことあるある!」と思えるような心理学を使った、復縁テクニックです。
「いろんな方法を試したけど、全然距離が縮まらない」
とお悩みの方に送る、心理学を応用した復縁テクニック7選をお話しします。
目次
ギャップで落とす『ゲインロス効果』
まず、モテる人というとどんな人をイメージしますか?
顔が素敵、誰にでも優しい、色気がある、仕事をカッコよくこなせる・・・いろんなモテ像が思い浮かぶかもしれませんが、実際にモテる方がどんな時に好感を抱かれているかというと、それはギャップを感じられた時だと言われています。
そこで『ゲインロス効果』という心理効果が効果を発揮します。
ゲインロス効果とは、まさにギャップの効果を裏付けるようなもので、簡単に言うと
といったものです。
具体的には、
- 怖い雰囲気なのに、話してみたらものすごく気さくな人だった
- 周りにはおバカキャラ扱いされているけど、実はある分野ですごく特化して頭がいい
- 遊んでいそうな見た目なのに、実はとても硬派で一途な人だった
こんな風に、ぱっと見の見た目やキャラクターに対し、ある程度親しくなると見えてくる本質に差があると思わず関心を持ってしまいますよね。
特にその人の弱点、マイナスに思われそうな部分に対して良いギャップを作れるほど、ゲインロス効果は強く働き、「本当は素敵な人!」と思ってもらえる度合いが強まります。
ですから、
- 依存的なくらい寂しがりやなところがあったはずなのに、いつの間にか自立している
- 機械関係がものすごく苦手だったのに、SNSを駆使して日々の充実をアピールしている
- 妹or弟キャラだったのに、メールやLINEの文章はとても礼儀正しく常識的
このように復縁に応用してみると、これまで無関心だったお相手の関心を引きつけることができるますよ。
幸せを掴む『引き寄せの法則』
引き寄せの法則とは「思っているコトやモノと同じものを引き寄せる」という意味合いがあるのですが、実はこれは、科学的に証明された法則などではありません。
ですが、
という心理学的な効果は認められているんです。
例えば、
「あの上司は気難しい人だ」
と考えながら接すると、自然と相手の気難しい面を引き出してしまったり、お相手が何をしても「気難しい人だから」と自分で結論づけてしまいます。
同じように、
「あの人は私の言う事を聞いてくれない」
などと思いながら接すると、「どうせ話を聞いてくれないんでしょ、嫌っているんでしょ、期待なんてしていないよ」という態度で接する事になってしまいますし、
「どうせ自分なんて見た目もイマイチだし・・・」
と思っていれば、自然と卑屈な振る舞いになってしまい、相手もそれを感じ取ってあなたが想像した通りの反応しか返してくれません。
だからこそ、復縁したいなら怖がらず相手に「プラスな物事」を引き寄せましょう。
引き寄せの法則では、より具体的なイメージをすることが大切なポイントになります。
ですのでまずは、復縁したい相手に「どう思ってもらいたいか」としっかりとイメージして、頭の中にインプットしましょう。
ただ「好きだと思われたい」ではちょっと漠然としていますので、
「頼りがいがあると思われたい」
「一番話しやすい存在だと思って欲しい」
などなど、細かくても良いのでより具体的なイメージをするようにしてください。
このイメージが後々のあなたの無意識の行動に反映されていって、自然とこのイメージが叶うような行動を起こすようになりますよ。
例えばお相手が相談したくなるような存在になりたいと思っていれば、自分の話をするだけでなく、自然とお相手の話を聞き入れようとする姿勢が整ってきます。
こういった積み重ねが徐々にあなたに染み付いていき、いつの間にかお相手が相談役として頼りにしてくれるような「話しやすい存在」としてのスキルが身につきますよ。
与えた分だけ返ってくる『好意の返報性』
まず、好意の返報性というのは『返報性の原理』という心理効果を応用したものです。
簡単に説明しますと、返報性の原理とは、あなたが人から何らかの施しを受けた場合に「お返しをしなければならない」という気持ちのことを指します。
例えば、あなたが困っている時に相談に乗ってくれたり、手を差し伸べてくれるようなお友達には、同じように親切にしてあげたいと思うのではないでしょうか。
ご飯を奢ってあげたり、自分の悩みは100%解決はしてないけどその友達が悩んでいたら率先して話を聞いてあげようと思いますよね。
これを応用した『好意の返報性』は、あなたがお相手に”好意”という施しを与えることで、お相手からも「お返しをしなきゃ(=好意には好意でお返しをする)」という心理を作り出すということです。
「好意の返報性ってことは、好きって伝えたら向こうも好きって言ってくれるようになるのかな」と思うかもしれません。
しかし、いくら好意を与えることで好意が返ってくるといっても、そんなに単純なことではないので気をつけましょう。
なぜなら、自分が求めていないことや、自分のキャパシティを大きく超えたものを一方的にぶつけられると、「お返しをしよう」と思うよりも「一方通行だなあ」と思う気持ちの方が強くなってしまうからです。
元カノからすれば、別れた元カレから「今でも好き!」「よりを戻したいな」という好意を見せてもらっても、嬉しいという気持ちより困ってしまう気持ちの方が強くなってしまいます。
ですので、ストレートに好意を見せるのではなくて、
- お相手のことを褒めちぎる
- お相手にだけ親切にする
こんな風に、復縁においてはお相手を特別扱いすることで応用していきましょう。
周囲の評価を生かす『バンドワゴン効果』
バンドワゴン効果とは、あるものが大勢の人間から支持されていると、自分もそのものを支持したくなる心理効果の事です。
単純に言ってしまえば「沢山の人が評価しているんだから、その評価は正しいのだろう」と感じるものです。
だからこそ、テレビのCMでは
「お客様満足度○年連続第1位!」
といったように、商品のプロモーションに必ずといっていいほど周りの評価が含められているのです。
これを復縁に応用する場合、お相手があなたをもう一度手に入れる事が恥ずかしい事だったり知られたくない事にならないよう、注意しなくてはいけません。
言い換えれば、あなたとの復縁が誇らしい事であればあるほど、復縁は成功しやすくなります。
そこで、
- ダイエットをして綺麗になる
- ファッションセンスを磨いてオシャレになる
- 他の異性からの好意を受けるように意識してみる
こんな風にバンドワゴン効果を狙ってあなたの「周りからの評判」を高めていくようにしてください。
「やっちゃいけない」で刺激する『カリギュラ効果』
「◯◯してはいけない」と禁止や制限を受けると、「逆に◯◯したくなる」という現象を心理学では『カリギュラ効果』といいます。
雑誌に袋とじの付録がついていたり、ひもで縛られていたり、見えない、立ち読みが出来ない状況にあるとつい買ってしまったり、欲しいと思う気持ちが強くなる心理をイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。
復縁には「他の人には知られたくない二人だけの秘密」を共有することで親密度を高めたり、「二人きりで相談したいから」と誘う口実を作り上げるという形で応用できます。
悩んでいる事や苦手なこと、あるいはあなた自身の弱点を秘密としてチョイスすることがポイントです。
「他人には知られたくない弱点」を2人だけの秘密として共有することで、「自分のことを信頼してくれているんだ」とお相手の中で好感度が高まりますよ。
親近感を高める『ミラーリング』
ミラーリングとは、簡単に言えば相手のまねをすることです。
初対面の人と出身地が同じだったり、共通の趣味を持っていたりすると親近感を覚えませんか?
自分との共通点がある人に親近感を抱き、その数が多ければ多いほど好意を持ちやすくなることを類似性の法則といいます。
共通点が多いと会話が弾んだり好意を抱いてもらいやすかったりと、恋愛では有利になる場面が増えますが、実際にはそんなにたくさん共通点があるとは限りませんよね。
そんな時に、わざと相手と同じような行動をすることで意図的に好感度を上げるのがミラーリングです。
復縁に応用するのなら、
- お相手が寝る時間に寝る
- お相手と同じ趣味を始めてみる
- お相手が食事をするタイミングであなたも食事をする
このように真似をしていると、真似されている相手は次第にあなたに惹かれていきますよ。
また、こうしていると「お互い趣味が合うな」「物事のタイミングが合うな」と思いやすいので、
「映画を観たい」
「○○に遊びに行きたい」
といった気持ちになったときに、感覚の合うあなたとならデートにもOKしやすくなるというメリットもありますよ。
違いを補い合う『相補性』
人が人を好きなる傾向として、2つのパターンが存在します。
1つは類似性。
これは先ほどお話しした『ミラーリング』のように自分と似ている人を好きなるという意味を指します。
もう1つは、今回ご紹介する【相補性】ですが、類似性に対して、自分とは違うところが多い人を好きなるという意味があります。
全く逆の意味合いになりますが、結論から言ってしまうと、どちらも人を好きになるには正しい意味を持っているんですよ。
ではなぜ両者の意見は正反対なのかというと、
- 類似性は心理学
- 相補性は生物学
こういった異なる分野の要素だからなのです。
簡単に言うと、
- 「人は考え方や環境に関しては自分と似ている人を好きになるが、見た目や身体的特徴に関しては、自分と似てない人を好きになる」
というものです。
冒頭では「自分とは違うところが多い人を好きなる」とお話しましたが、厳密には読んで字のごとく、『お互いが補い合う関係』と言えます。
ですので、お相手が持っていないものを与えられるような見た目でいるとより好ましいでしょう。
例えば男性になくて女性にあるものは、柔らかさ、ふくらみ、華奢といった癒しや「守ってあげたい」と感じられる部分です。
むやみにダイエットをするよりも、スタイルを良くするために引き締めるだけだったり、筋肉を付けずにぽっちゃりさせておく方が男性の行為を惹くケースもあります。
顔に関してはメイクでアレンジできますから、お相手の好みに応じたメイクを意識しましょうね。
対してあなたが男性の場合、女性の好みの男性の体系は男性よりも固定化されていることを覚えておきましょう。
本能的に「守られたい」と思う女性の相補性を掴むには、基本的に健康であること、そして、人によって細マッチョ、しっかりと筋肉がついている体、全く筋肉のない体となっています。
男性からすると女性における男性の好みは難しいと感じるかもしれませんが、とにかく「健康」「清潔」を押さえておけばまず間違いはありません。
ちなみに、特に体系や顔などは似ていない方が好かれやすいという研究結果もあるくらいです。
これは見た目が似ていると近親相姦をイメージしてしまい、本能的に好きにならないよう感情をコントロールしてしまうからと言われています。
心理テクニックで復縁をより身近なものに
いかがでしたか?
今回ご紹介したものを振り返ってみたら意外と「なるほど」「こういうことか」と身近に感じる心理効果も多かったのではないでしょうか。
もともと心理学とはこうして誰にでもある「心」にアプローチする学問ですから、本当なら誰にでも身近に感じるものなんです。
そんな心理学をうまく使えば、大好きな元カレ、元カノとの復縁もきっと手の届くところまで近よせることができますよ。
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