復縁する為には、別れの原因を改善すべく、自分磨きに取り組む事が大切です。
どんなに自分を磨いても、別れを考えてしまうきっかけとなってしまった点が変わっていなければ、
「うまくいくはずがない」
と思われてしまいますからね。
別れの原因や理由としっかりと向き合う事は「復縁の鍵」とも言えるのです。
とは言え近年は、スマートフォンの普及から、「連絡を取る」という事がとても身近で、容易となっていますよね。
それ故に、2人の関係を左右する大事な事なのに、
「別れてください」
「もう終わりね」
と、たった一言メールやlineで送るだけで、別れを迎えてしまうカップルが増えています。
こうした傾向は特に男性に多くみられ、振られてしまった女性側は
「復縁したいけど、何が原因かわからないから、どうすればいいのかわからない」
といった状況に陥ってしまっています。
一見、卑怯に写ってしまいますが、このように男性が別れの原因を話さない事には理由があります。
それはなぜか…
この記事では、そんな「別れの理由が分からない」を解消する男の心理についてお話します。
目次
悪者になりたくない
人は誰しも、「よく見られたい」と思ってしまう生き物です。
それ為に、悪者になってしまう事を恐れたり、嫌う傾向がありますよね。
どのような理由があったにしろ、別れを告げる、彼女を振るという事は、その後に
- 泣かれる
- 縋られる
- 怒られる
といったリアクションを恋人が見せると想像出来ます。
「涙は女の武器」
なんて言われているように、男性は女性の涙にとても弱いです。
特に、男性自身の言動で、女性が涙してしまった場合、
「泣かせてしまった」
という目の前の事実に、罪悪感を覚えてしまうのです。
また、別れを決断するに至ってしまった理由を伝えた所で、彼女が納得してもらえるかもわかりません。
もしかしたら、
「そんなのお互い様でしょ!」
「別れるなんて認めない!」
と、怒ったり、ヒステリックになるかもしれません。
怒られてしまう事で、責められていると感じたり、自分に非がなくとも
「僕が悪いんだ」
と思ってしまうものです。
- 誰かを泣かせてしまい、「いけない事をしている」と罪悪感を覚えた
- 誰かに怒られ、「自分が悪い」と責められているように感じた
こうした経験は誰もが幼少期に絶対に1度以上は経験していますし、無意識のうちにトラウマとなり、
「悪者にはなりたくない」
と、強く思ってしまうもの。
そんな思いから、別れの理由や原因をきちんと伝えずに別れようとしてしまうのです。
あなたを傷つけたくない
「傷つけたくないと思っているなら、別れようなんて言わないで」
と思ってしまうかもしれませんが、男性はその傷を最小限にとどめたいと考えてしまうもの。
これは女性側に原因がある時や、言いにくい事柄が要因である時に陥りやすい考え方です。
では、どんな事が挙げられるでしょうか。
大好きだと思えなくなった
男性は女性が思っている以上にロマンチストです。
その為、いつだってトキメキを感じていたいのです。
彼氏には、喜んでもらいたいもの。
だから、女性はついつい尽くしすぎてしまいます。
すると、男性はどうでしょうか…
「尽くしてもらう事」が、日常茶飯事だと、当たり前だと感じるようになってしまい、
「嬉しいけど、ドキドキしない」
という状況に陥ってしまうのです。
トキメキを感じない状況に、男性のテンションはどんどん下がってしまいます。
そんな中で
「嫌いじゃないけど、前ほど大好きだと思えないな」
「心から愛せる人と一緒にいたいな」
という気持ちが生まれ、別れを考えるようになってしまうのです。
体の相性がよくない
体の相性が全てではありませんが、お付き合いする上で重要な要素として考えている男性がほとんどでしょう。
男性には自分の遺伝子を残そうとする本能が備わっていますので、「セックスしたい」というスイッチが女性に比べて、比較的入りやすいと言えます。
「男性が女性よりも性欲が強い」と言われるのもこの為です。
そんな気分ではないのに誘われたり、求められてしまうと、拒んでしまったり、受け入れたとは言え、集中出来ない事もありますよね。
ですが、これらも男性が「体の相性が合わない」と感じる1つの要因です。
その他にも
- キスのタイミング
- 雰囲気
- オーガズムを迎えるタイミング
- セックス後の会話
などが挙げられます。
「体を重ねている瞬間」はもちろん、その前後も大切なのです。
とてもデリケートな問題ですし、別れの理由が体の相性にある場合は頑として教えてくれない事が多いでしょう。
付き合ってからの変化
彼とお付き合いしている中で
- 太ってしまった
- メイクやファッションを怠る事が多くなってしまった
という事はありませんか?
女性は些細な事でストレスを感じやすいです。
交際がスタートするとともに、
- 仕事後や休みの日の予定を自由に立てられない
- 外食が増える
- 心配事や不安が増える
など、あなたを取り巻く環境が大きく変わります。
どんなに彼とのお付き合いが順調で、幸せを実感していたとしても、上記のような環境の変化がある中で、体は無意識にストレスを感じているものです。
それ故に、食欲が旺盛になったり、甘いものを摂取する機会が増える事も多々。
太ってしまいやすい状況ではありますが、男性はこの点に関してとてもシビアです。
「幸せ太り」なんて言葉もありますが、
「僕がそれだけ幸せにしてあげられているんだ」
なんて、思ってはくれないのです。
なぜなら、男性は独占欲が強く、恋人に対して「自分のもの」という意識を持ちます。
また、プライドが高いので、いつだって周りからよく見られていたいので、隣に並ぶ彼女にはいつだって綺麗で可愛くあって欲しいと望みます。
太ってしまったり、メイクやファッションを怠ってしまうようになると、次第に
「今でも可愛いとは思うけど、周りからはどう思われているんだろう」
と以前のあなたとのギャップを感じ、一緒に過ごす事で自分の評価が下がってしまわないか心配や不安を覚えてしまいます。
自分の評価が下がってしまうなんて、絶対にプライドが許しません。
それ故に、別れを考えてしまうのです。
自分勝手なようですが、それが男という生き物。
幸せだからこそ、自分自身にシビアであれると良いですね。
決めごとを全て人任せにされる
あなたは彼に自分の意見をちゃんと伝えられていましたか?
- デートの行先
- ランチを取るお店
- 夕飯のメニュー
など、彼が「どうしたい?」と聞いてきた時に、
「なんでもいいよ」
「どっちでもいいよ」
「〇〇くんは?」
のような返答をしていませんでしたか?
もしも、上記のような返答をしてしまっていたのなら、彼は
と疲れてしまっていたはず。
自分の意見を伝える事で、好きだからこそ
「嫌われたらどうしよう…」
と不安を覚えてしまうものです。
ですが、それ故に彼の重荷になってしまい、別れを考えさせてしまっては本末転倒ですよね。
普段から、自分の意見を口にしていないと、「彼氏」という特別な存在の人の前では余計に意見を言えなくなってしまいます。
なので、思い当たる場合は
↓
・次に友達に
↓
・さらには職場の人に
と段階を踏んで、自分の意見を口にする癖をつけて行きましょう。
自分をプライドを守りたい
別れの原因を話さない理由には、「彼女を傷つけたくない」「守りたい」という心理とは反対に、「自分を守りたい」という気持ちが強くある場合もあります。
これは、「理由を話したところで納得してもらえない」と思っている事が多いです。
お金がない
男性はプライドが高く、カッコつけたがりです。
その為、見栄を張ってしまう事もしばしば。
特に大好きな彼女には「かっこ悪い」なんて思われたくないので、
- 毎回デート代を負担する
- 記念日には、豪華なプランニングをする
- 高価なプレゼントを用意する
- 記念日ではなくとも、ちょっとした手土産やプレゼントを用意する
といった行動をしてしまいがち。
それにより、独り身の時よりも出費はかなりかさみます。
でも、カッコつけたいがために、お金がない事を正直に打ち明ける事が出来ません。
懐に余裕がないと、気持ちの余裕もなくしてしまいますし、どんどん追い込まれ別れを考えてしまうのです。
そのような中で、彼は自分自身に対して
「カッコ悪いな」
と感じてしまいます。
とは言え、そのようなレッテルを張られたくない為に、どんなに聞いても別れの理由を教えてくれる事はないでしょう。
彼とのお付き合いを思い返し、上記のような行動が彼に見られていたのなら、お金絡みの別れと言えるので、
結婚する自信がない
恋愛の行く末は結婚ですよね。
お付き合いの中で
「彼と結婚したい」
「家族になりたい」
と考えた事もあるでしょう。
でも、男女で結婚を意識するタイミングは異なります。
結婚を考え始めると、女性は
と考えます。
しかし、男性は
と考えるものです。
これは、いくら男女平等がうたわれているご時世とは言え、実際には「結婚したら家計を支えるのは主に夫」「家事や育児は妻の役目」という風習が抜けていないからでしょう。
現に、女性の育児休暇の取得率が約81%に対して、男性は2%ほど。
期間に関しましては女性が平均8ヶ月に対し、男性は1週間未満がほとんどだそうです。
こうした点を踏まえても、実際には夫が家計を支え、妻が家事や育児を担っていると言えますよね。
だからこそ、男性は自分の仕事や仕事ぶりに自信を持てていないと結婚に踏み切れない傾向があります。
また、物事に対して白黒はっきりさせたいと考えてしまうのも男の性。
自分の仕事に自信が持てておらず、いつ結婚を決意出来るかわからないといった状態で、恋人のご両親に挨拶するという事は中途半端な事をしているのと同じ事。
ご両親や彼女に対して、申し訳なさを覚えるとともに、自分の情けなさ、不甲斐なさを実感し、別れを考えてしまうのです。
本当の別れの理由を伝える事で、
という不安も覚えてしまうので、こうした場合も別れの原因を話してくれないでしょう。
別れの理由は交際中の彼の言動から判断出来る
- 悪者になりたくない
- 彼女を傷つけたくない
- 自分が傷つきたくない
別れの本当の理由や原因を教えないのは、こうした気持ちから。
交際中を思い返してみると、彼がどうして別れを決意してしまったのか、原因が見えてきたと思います。
復縁を果たす上で大切なのは、その原因と向き合い、改善する事で、彼に「変わった」と感じて頂く事です。
別れの理由を知り、落ち込んでしまったかもしれません。
ですが、理由を知れたという事は一歩前進出来たという事でもあるので、ここで歩みを止めてしまわず、復縁というゴールに向かって歩き続けましょう!
https://japan-fukuen.com/method/617