特に日本では男性はあまり感情を表に出さないというケースが多く、彼女や奥さんのことが大好きでも人前では普通の態度を装っている人が多くいます。
「男ならしっかりしなさい」と育てられた人なんかは、特に自分の本心を上手に隠して人前で大人らしく立派に振舞われることでしょう。
しかし、だからこそ、
「彼女が大好き過ぎてめちゃめちゃ不安!」
という状況に悩んでしまっても、なかなか人に相談できずに一人で悩み続けてしまうこともあるのではないでしょうか。
恋愛関係も人間関係の中の一つですし、人と人との関わりには悩みは付き物ですが、特に恋人同士の場合には「異性の考えや感覚がわからないから余計に不安になる」という面があり、小さな悩みでも放っておくと思わぬところで大きなトラブルを招いてしまう可能性もあります。
そこでこの記事では、彼女が大好き過ぎて不安な人の特徴・不安になる理由・対処法をまとめてみました。
目次
彼女が大好きすぎて不安になる人の特徴
彼女がとにかく可愛いと思っている
彼女のことが大好きでたまらないという男性は、必ずといっていいほど
と自信を持っておっしゃいます。
これは男性ならよく分かる感覚だと思いますが、一言で「可愛い」といっても見た目だけではないのですよね。
もちろん見た目も可愛らしかったり綺麗だったり、年齢の割に若かったりととても魅力的な彼女さんだと思います。
しかしそれ以上に愛嬌があったり、雰囲気が可愛らしかったり、彼女も彼氏(あなた)のことが大好きだったり、そういった口では表しにくい内面ですらも可愛くって、「彼女の全部が好き」といっても違和感がないくらいなのではないでしょうか。
もはや吹き出物でも処理し忘れたムダ毛でも可愛いなんておっしゃる方もいらっしゃいます。
そんな風に彼女の全てに「可愛い」という感情を持っているのが、彼女を好き過ぎてしまう男性の特徴の一つです。
大切だからこそ手を出せない
先ほど嫉妬心が強いという特徴をお話ししましたが、逆に一見すると「全く束縛していない」と見えるような態度になっていることもあります。
それは具体的にどういうことかというと、彼女が好きすぎるあまりに何もできないということです。
好き過ぎて彼女を神聖視してしまい、
「結婚まで大事にしたい」
と、彼女を大事にし過ぎてしまいます。
例えば、手を繋ぐの精一杯で体に触れるのすら必要以上に緊張してしまう。
キスやセックスもしたい願望はあるのに、彼女に嫌われたり、不手際があっちゃならんと考えて自分の欲を堪え過ぎてしまいます。
女性慣れしていないですとか、「付き合ってるのに手出されないなんて魅力ないのかな」と女性の誤解をまねいて喧嘩のきっかけにもなってしまう厄介な部分です。
人よりも嫉妬心が強い
お付き合いをしていると、だんだん自分のパートナーをまるで所有物のように感じてしまい、
「いつでも自分のことを思い、そばにいてくれて当たり前」
こんな風に無意識のうちに思ってしまうようになることもあるのです。
特に男性の場合は「自分より弱い女性を守らなければいけない」という考えが根強いですから、守るために彼女の行動を制限するなどしているうちに、徐々にこういった考えを持ちやすい傾向があります。
その結果、好きであれば好きであるほどに彼女を自分だけのものにしたくなり、独占欲が人一倍強くなってしまい嫉妬深くなるのです。
例えば、
・彼女が他の男性と密に連絡を取っている
・彼女が男のいる飲み会に参加する
・彼女が人前で肌を多めに露出する服を着る
こういった行動があると気になって仕方なくなってしまい、「あれはダメ」「それはダメ」と嫉妬が激しくなってしまうのが彼女が好きすぎる彼氏の特徴です。
本人も気づかないうちに、だんだんと束縛も激しくなってしまうかもしれませんね。
彼女のわがままを聞いてあげる
彼女のことが好きすぎる男性の多くは彼女のわがままに何度も応えてしまう特徴があります。
恋人のことが好きすぎると、何でも言う事を聞いてしまうというのは決して男性だけでなく、どちらかと言うと女性に多い傾向があるのですが、男性でも彼女が好きすぎると彼女のことを何でも受け入れてしまいます。
それが例え叶わなくても問題ないわただのがままだとしても、彼女を喜ばせたいからこそ頑張ろうとするのですね。
しかし、女性の方も彼氏が何でも自分の言ったことをしてくれると、だんだんそれに慣れて要求が増えたり、感謝の気持ちがなくなったりしてしまうのでほどほどにしたいところです。
彼女が大好きすぎて不安になる理由
自分に自信がないから
何かに不安を感じてしまうというのは、言い換えればその物事に対して自信を持っていないということです。
ですのでこのケースで言えば、彼女のことは大好きだけれど、
「彼女と自分とじゃ釣り合ってない」
と、あなた自身を低く見てしまっている部分が必ずあります。
「大好きな彼女と付き合えた」という確固たる証拠があるのに、それをあなた自身が魅力的であるからという自信に繋げて考えることが出来ないのです。
女心がわからないから
女性の心は男性からするととにかく複雑で、
・自分では良かれと思ったことが逆効果
になる
・喧嘩をした際の女性の感情的な言い分に理解を示せない
・彼女は素敵でも、彼女の周りにいる女友達が何て言っているか分からない
このように女性に対する「分からない」が不安感をさらに煽ってしまうのです。
例えば男性には「付き合っているのだからいちいち好きと言わなくても伝わっているだろう」と考えがちですが、女性ははっきりと「好き」と言って欲しいなど、男女の考え方には違いがあります。
こんな風に男性、女性のそれぞれの理解し合えない部分が多いと不安になってしまうのも仕方のないことですよね。
なぜ不安なのか?と言われれば、とにかく彼女を失うのが怖いからであるはずです。
変なことをして嫌われたくない、今の付き合っているという現状を守りたいからこそ、余計なことをしてこじれないように気を使い過ぎ、不安になってしまうのでしょう。
彼女を誰かに取られてしまいそうだから
自慢の彼女だからこそ誰かに取られるんじゃないかという不安が付き物だと思います。
彼女の仕事(バイト)先に変な奴がいるんじゃないか、電車の中で変な男に一目惚れされたりするんじゃないか、空気の読めない女友達が彼女に男を紹介するんじゃないかなど、普通に生活していれば彼女が人目にさらされることは避けて通れません。
しかし、現実的に考えてそんな部分まで目を光らせることなんてできませんから、彼女の気持ちを信じて委ねるしかありませんよね。
その彼女の気持ちを信じるという部分がネックで、彼女は好きだけど、その本心では彼女を信用しきれていない部分があるんのかもしれません。
決して疑っているというわけではないのでしょうが、あまりにも度がすぎると、これも彼女に「私は信用されていない」と誤解されてしまいますので、態度には十分注意したいところですね。
彼女が大好きすぎて不安になったときの対処法
「彼女のため」に行動しよう
彼女のことが好き過ぎて不安になっているというのは、言い換えれば自分の態度や彼女への行いに対して「これでいいのかな」という疑問が残っているということです。
「あんな風に言って彼女は嫌な気分になっていないだろうか」
と常に自分の言動に納得がいっていないのです。
また、こういった考えは実は全て「自分のため」になっています。
例えば、
・彼女に喜んでもらえたら自分が嬉しいから
・彼女に手を出して嫌われたら自分がショックだから
といったように、一見彼女のことを思ってしたことでも、本心ではその結果最終的に自分にどんな影響を与えるかという点が気になっているので、本当に彼女のことが大好きで大切にしたいのなら、「彼女のため」になる事をするように努力しましょう。
具体的には、
・例え喧嘩になっても彼女の身の安全を守るために厳しくする
・彼女の「ファッションを楽しみたい」「可愛い服で彼氏(あなた)に可愛いと思われたい」といった、彼女のあなたに対する気持ちを汲んであげる
・自分が彼女の交友関係や行動を制限する事で彼女に生じる不都合を考える
こんな風に、一人の自立した女性として尊重する姿勢でいるようにしてみましょう。
彼女に伝えてみる
思い切って、「好き過ぎてつい不安になってしまう」という現状を彼女に伝えましょう。
「そんなこと言ったら重いと思われるんじゃないかな」と思うでしょうが、おそらく彼女はもうあなたのそんな大きな愛情に気づいています。
もし気づかれていないのだとしたら、そうしてはっきりと「好き」という感情を口にしてあげることで、むしろ彼女を喜ばすこともできるでしょう。
だからこそ「面倒臭い」と思われる前に、
と相談をしてみるのです。
もちろん、結論を彼女に投げっぱなしにしてはいけません。
といったように彼女の意見を聞くことで、これからのあなたの行動に生かしていきましょう。
こうして男性には分かりづらい女性の生の声を聞くことは何より参考になるはずですよ。
彼女と同じくらい力を入れられるものを見つける
どうしても不安な気持ちから逃れられない場合は、強制的に不安に集中しない環境に身を置きましょう。
つまりは、他に集中できることに取り組んで、彼女のことを考える隙をなくしてしまうのです。
気分転換みたいなものですね。
他のことへ意識を向けてしまえば、必然的に不安なことへ意識が向かなくなります。
そのためにもできる限り前向きになれるものに取り組んでいただきたいので、趣味や今までやってみたかったことなどの楽しめるものに取り組みましょう。
読書、プラモデル作成などのように集中が必要なものもオススメですよ。
これは長期的に行うことで普段から彼女への重い愛情を少し軽くすることができますが、短期的に彼女のことを気にしなくさせるためにも効果的です。
例えば、彼女が男性もいる飲み会に参加している時には、映画に集中して気にしなくするといったように、あなたの気持ちを分散させていきましょう。
他のカップルを参考にしてみる
あなたの周りに彼女のいるお友達がいるのなら、そのお友達にあなたが普段彼女にしていることや、感じている気持ちについて、
と聞いてみましょう。
恥ずかしくて素直に聞けないのなら、特に言葉に出さずに友達カップルの付き合い方を観察するだけでも十分です。
中でも、できれば仲が良くてうまくいっているカップルを参考にできるといいと思います。
その時、彼氏(お友達)は普段どんな風に彼女に接しているのか、彼女と一緒にいない時はどんなことをして過ごしているのかが一番参考になるでしょう。
そして聞いたことを参考にご自身の行動に生かしてください。
初めは慣れないでしょうが、繰り返していくうちにだんだん身についてきます。
ただ、彼女からするとあなたの態度がいきなり変わったようで違和感があるはずですので、先にご紹介した「彼女に好き過ぎてつらいことを伝える」ということと並行して行うことをお勧めしますよ。
好きなのは悪いことじゃない
不安になるくらい彼女が好きなのは「重いかも」と思うかもしれませんが、決して悪いことではありませんし、そこまで想ってもらえる彼女は間違いなく幸せものですよ。
大切なのは、その気持ちの温度差を埋める努力をすることです。
そうして擦り合わせていくことは、今までよりも彼女と同じ目線になれるし、彼女の気持ちを分かってあげられるという成長だとプラスに考えましょう。
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