恋にはたくさんの障害があると思いますが、中でも多くの人が経験したり、今後障害として立ちはだかる可能性があるのが”遠距離”だと思います。
親の都合や仕事の関係で引越しをしなくてはいけなくなったり、はじめは近所にいたのに付き合い始めてから遠距離になってしまったりといった経験は誰にでもあるでしょう。
いくら「心ではいつもそばにいる」と思っていても、実際に物理的な距離が離れるのは不都合も多いもの。
付き合っているカップルでも遠距離は決して簡単なことではないのに、「復縁したい」と思う相手が遠く離れたところにいると、思うようにアプローチが響かずに不安なことも多いですよね。
よくご相談をいただく中でも、
「もう思い切って彼に会いに行っても大丈夫でしょうか?」
こんな風に不安を抱えていらっしゃる方がとても多いです。
そこで今回のブログでは、復縁したい元カレが遠距離な場合の復縁方法についてご紹介していきます。
元彼に思い切って会いに行ってしまう手段を検討している人も、一度ぜひご覧になってみてください。
目次
遠距離の元カレと復縁をするのに大事な心構え
遠距離での復縁を目指すということは、ほとんどの場合、復縁をしても遠距離という状況は変わらないと思います。
ですから、遠距離の元カレと復縁をするためにはこの事実をしっかり受け止めなければいけません。
なせなら、元彼があなたと復縁をするにあたって気にするのもこの部分だからです。
どんなに頑張って復縁が叶ったとしても、一度別れたことと同じ理由を繰り返したり、
「やっぱり会いたいときに会えないのが寂しい」
「傍にいて」
とわがままを言ってしまっては彼にも嫌われてしまいます。
当然、復縁を目指すまでの道のりの中でも、
「このままヨリを戻しても、きっと前と同じことの繰り返しになっちゃうんだろうな」
なんて思わせてしまってはいけません。
ですから、
【遠距離である状況が変わらないでも、彼と上手くやっていくための心構え】
が必要です。
遠距離恋愛をうまく続ける大変さや寂しさは、一度経験したあなたが一番よく知っていますよね。
だからこそ、こうして遠距離の元カレと復縁をするための心構えはしっかり考えて置いていただきたいと思います。
【離れていても大丈夫だと感じさせること】
こんな風に彼に思ってもらうことに尽きますよ。
彼に安心感を与える
先ほどのお話で、彼に「離れていても大丈夫だ」と思ってもらうことがポイントになるとお話しましたが、実際にはどんなことをしていけばいいのでしょうか?
これからその方法についてご紹介していきますね。
自分で約束事を作ってそれを守ってみせる
人に信頼してもらうためには”実績”を作るのが何よりです。
そこで、元カレに何か約束事をして自分でそれを守る、というのを繰り返して信頼を作りましょう。
約束事は何でもよいです。
- 「今度旅行に行くから、写真撮って送るよ!」と言って実際に送る
- 「部屋の契約で分からないことあったら相談してもいい?」などと確認し、実際に相談する
- 「ダイエットしようと思うんだ」と宣言し、実行する
こういったものなら簡単に実践できるかと思います。
要は、有言実行を繰り返していくんですね。
よく復縁を目指している人がやりがちな失敗の一つに「未練を伝えてしまう」というのがありますが、これがまさしく有言実行が出来ていないことの現われです。
彼からすれば「別れる」ということで決着がついたのに、今でも付き合っているときと変わらないような態度を取られれば「この人は口先ばかりだな」と思ってしまうのも無理はありませんよね。
逆に言えば、自分で出来なさそうなことは簡単に口にしないことで失敗を未然に防ぐことも出来ますよ。
見えないからこそ、彼の考えや気持ちを決め付けるようなことはしない
もしかしたら、これが別れのきっかけになった人もいるかもしれませんね。
自分の大切な恋人だと思っていても、遠距離という状況の中で
「もしかしたら、私に興味無くなっちゃったのかもしれない」
「本当は浮気してるんじゃないの?」
こんな風に自分の中で彼の気持ちや状態を決めつけてしまうことが起こりやすいものです。
しかし、元々は遠距離恋愛となってもうまくやっていけると思ってお付き合いをしているだけに、あなたがこうして彼の気持ちを決め付けてしまうことで、彼は信用されていないような気持ちが強くなってしまいます。
あなたにとっては、ただ不安を解消したいために気持ちを聞いたり、自分に意識が向いているかどうかを試したり、意地を張ってしまうだけかもしれません。
自分の気持ちを分かって欲しい、という思いがありますよね。
でも、それは彼も同じなはずです。
彼の心は彼にしか分からないのに、あなたが不安から彼の気持ちを決め付けてしまえば、
「どうして分かってくれないの?」
「もう、面倒くさい!」
と余計に距離を取られてしまうことになりかねません。
ですから、遠距離の元カレと復縁をする上で【彼の気持ちを尊重し、固定観念を持たないこと】は必ず気をつけましょう。
お互いに信用出来ずにいたことでお別れとなっていますので、元彼はあなたに対して
という思い込みを持っている状態です。
ですから、自分の気持ちを押し付けたり、自分の考えだけで動いてしまうよりも、
「彼だったらどんな風に思うかな」
「彼はこの時間なら連絡も取りやすいかな」
と、元カレの立場に立った物の考え方をしていくように意識していきましょう。
こうして自分本位ではなく「彼本位」の考え方を繰り返すことで、
と安心感を持ってくれるようになりますよ。
元カレのSNSは復縁に重要なアイテム
SNSとはTwitter、LINE、Facebook、mixiといったようなソーシャルネットワーキングサービスのことを言います。
今時はいろんな人がやっていますので、あなたや元カレもやってみた経験はあるかもしれませんね。
こういったSNSは特に遠距離のカップルにとってとても重要なアイテムになります。
SNSでは、彼の近況を知ることが出来ますよね。
同じように、あなたの近況や成長、変化もさりげなくアピール出来るような、あなたと元彼を繋いでくれる橋となるのです。
特に別れたあとだと「彼のSNS見るのも辛い・・・」なんて心境になると思いますが、だからといってブロックをしたり、無理にSNSをやめるといったことはしないように気をつけましょう。
直接的な行動ではないからこそ、お互いがお互いを自然に意識することができ、自発的に距離を縮めようとする考えが働きやすくなりますよ。
遠距離の元カレへ連絡する時には「きっかけ」が大事
遠距離といっても連絡をすることが出来る場合は、積極的に連絡をしていきましょう!
しかし、
「ブロックはされていないようだけど返事がない」
「いつも私から連絡をしていて、彼から連絡をもらえない」
といった状況に陥ることも決して少なくないと思います。
確かに返事がない、スムーズにやり取りができないというのは彼の関心が薄れてしまっている状態にあるわけですが、そこで落ち込んでしまう必要はありませんよ。
なぜなら、関心が薄れてしまっているという状態の場合は、「関心を寄せてもらえるような連絡」を試みることで状況が変わるともいえるからです。
彼としては気まずさや「期待させちゃいけない」といったような気持ちがあってスムーズな連絡ができないだけなので、あなたからその不安を拭い去るような連絡をしてあげましょう。
そこでのきっかけとして
- 元カレの好きなものの最新情報を与える
- 話が途中のままになっていたことの続きを教える
- 共通の知人や友達の近況を伝える
- 彼の好きな食べ物の新しいメニューや新発売の物に触れる
- 元カレが得意なこと、好きなことについての質問をする
このようなことがお勧めになります。
正直なところ、難しい話題ではないので驚いてしまうかもしれませんね。
ですが、内容が薄くても大切なのはそこではなく、いかに彼の意識をこちらに向けて頂くきっかけが作れるか?ということが大事なんです。
ですので、彼が関心を持ちやすい話題があれば積極的に連絡の口実にしていきましょう。
連絡を拒否されている場合のきっかけ作り
音信不通で最も怖いのは”音信不通”です。
ただでさえ会えないのに連絡すら無視される!という状況では不安も大きくなってしまいますよね。
もしかしたら「これ以上連絡したら嫌われるかも」と追い打ちをかけるように感じて連絡を否定的に考えしまう人がいますが、それはとてももったいないことです。
拒否をされている場合には「今は関わりを持つのは難しい」というサインでもありますが、「思い出すと辛くなる」という未練が残っているケースもあるんですよ。
このどちらにも通ずるきっかけ作りとしては、
- メールアドレスを変更して、その旨を伝える
- 携帯の調子が悪いと伝え、連絡する人はこちらのアドレスにと、別のアドレスを記載する(一斉送信のような記載の仕方で)
- (LINEやSNSのダイレクトメールを使う場合)アイコンやカバー画像の写真を変える
- (LINEやSNSのダイレクトメールを使う場合)名前を変える
- 事前にSNSであなたの分かりやすい変化を伝えておく(痩せた、風邪をひいたなど)
こういったきっかけがオススメです。
音信不通から連絡を再開させるために、かなり彼にとって衝撃的であったり、「より強く関心をひけるような話題やきっかけを!」と意気込む気持ちも生まれるかもしれません。
彼に会いに行くのは正解?
さて、今回のブログの重要なポイントの一つである「元彼に会いに行くのは正解か」ですが、私は正解だと思っています。
とは言っても、条件があるんです。
人の心を動かす必要のある復縁には、同じ心の分野である心理学の応用がとても有効です。
例えば、「単純接触効果」というものがあります。
これは単純に、会う時間を長くするよりも、会う回数さえ増やしていけば、それに比例して相手に対して親近感が湧き、好意を持つという法則です。
最初は単なる知り合いでも、毎日顔を合わせていると次第にお互いの緊張感がほぐれていき、親密な関係になれるという心の移り変わりを法則化しているのですね。
この法則をうまく使えば、元カレの思いも変えていくことができるようになります。
こうして、定期的に彼に会うことが出来る環境なのであれば、私も元彼にお会いするのはオススメします。
ただ会う回数を増やせばいいだけなので、会うための理由はなんでもかまいません。
なにかと理由をつけて、単純に相手と接触する回数を増やしていきましょう。
ただし、元彼に会いに行くのにお金も労力もかかるようなかなり遠い距離の場合は、あまりこの手段はオススメできません。
なぜかというと、一度会いにいくのに「重さ」が生まれてしまうためです。
頻繁に会いにいけるような状況であれば元カレも気軽な気持ちで会いやすいのですが、大変な思いをしてあなたが会いに行くようですと、
- 「そこまでして会いたいのか」という未練を感じ取る
- 「期待に応えないといけないのか」という責任感と重圧を感じて逃げたくなる
こういった気持ちにさせてしまう可能性があります。
あなたの状況に応じて、会いに行くかどうかを考えてみて下さいね。
遠距離恋愛のメリットデメリット
一度遠距離の元カレとのお付き合いに失敗してしまったあなただからこそ、遠距離恋愛ってデメリットが多いように感じると思います。
ですが、裏を返せば信頼関係をより強く出来るようなステキなメリットもあるはずなんです。
それは復縁活動でも同じことで、傍にいないからこそ連絡や会いにいくことといった手段をたくさん考えなければいけませんが、その分人一倍彼のことを考え、理解し、行動力を身につけるという経験ができています。
それは絶対にあなたの魅力となり、元彼にとって復縁を考えるポイントになりますよ。
遠距離だからこそ前向きに物事を考えて、彼との未来に向けて行動していきましょう。
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